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投稿日:2008年8月9日
特筆すべき点が見つからず (小野小町温泉 セントラーレホテル京丹後(旧 丹後おおみや))
zuramasaさん [入浴日: - / - ]
33.0点
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平日の昼下がりの訪問。1時間半ほど貸し切りの入浴になった。入浴料金は大人400円・子ども300円に値下げされていた。
温泉分析書の詳細が掲示されていなかったため、数値データは不明だが、「ナトリウム-炭酸水素塩泉」(低張性・低アルカリ性・低温泉)。加水あり・加温あり・循環ろ過あり・入浴剤の使用なし・塩素殺菌ありとなっている。入るや否や、重曹泉特有のツルヌルが感じられる。ただし、塩素もくっきりはっきり臭ってきてしまうのが残念。浴槽は内湯に5人ほどの大浴槽・2人分の寝湯・5人ほどのジャグジーに打たせ湯。露天風呂は7~8人程度の浴槽。施設の規模は中~小。したがって時間帯やハイシーズンは入浴制限があるとのこと。すべての浴槽に同温度の循環湯が使われている模様。ただし打たせ湯は違うかもしれない。湯温はどれも42度程度であり、長湯するには向いていないか。体を冷やすアイテムがまったくないので、水のシャワーでしのいだ。あと、内湯の大浴槽は人が入ればザザーッとオーバーフローする形式で、カランの排水溝に吸い込まれて行ったので、その時点で湯の入れ替えがある模様。人の出入りがない定常状態ではオーバーフローは微量に感じた。また、浴槽の壁や排水溝の周りには、温泉成分が析出してできたと思われる茶色の結晶が見られる。これは鉄分だろうか。
@niftyでの評価が高いので、かなり期待して行ったのだが、湯の質としては「今一歩」というのが正直な感想である。ツルヌル感は優秀だと思うが、人為的所作によりスポイルされていると思われる点が多く、残念である。特に塩素量が多すぎるように感じたのと、加温+加水というのがもったいない。源泉が熱ければ加水・冷たければ加温の一方のみで勝負できないだろうか。沸出量の問題だろうか。泉質以外についても、浴槽に温度変化を持たせたり、ちゃんとした「データ(分析書)」を示したりする必要もあるだろう。人の知恵を搾って魅力を増してもらいたいと思う。6人が参考にしています
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