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国定公園の中にあるため、その自然を壊さないようにホテルを建てるのが難しかったそうです。もともとあった木々をいったんどけて建設後に戻したとか、苦労話をいろいろ伺いました。確かここは、会員制のホテルだったはずで、あいていれば一般客も泊まれるといった感じだったと記憶にありますが。
全室スィートで平屋なのは、もちろん景観への配慮だそうです。床暖房というのも穏やかな感じで、つい床にごろごろしてしまいます。内部は木がふんだんに使ってあるので落ち着きますし、南フランスのイメージとかだそうで、部屋の壁が土壁なのも、その壁のランプシェードが竹なのも、壁のひびもインテリアのひとつと言うのも気に入っています。
夕食に、牛のでっかい肉を炭火で回しながら削ぎ切りにして持ってきてくれるのは、福岡のフレンチの老舗『メゾンドヨシダ』の吉田さんの提案らしいです。食事を取るところもいいんですが、その横の暖炉のスペースがお勧めです。寒い季節は特に、火を見て和んでしまいます。
ここへ来たらばぜひ、TVなんぞはつけずにまわりの自然と触れ合っていただきたいと思います。まわりの土地もホテルのものだそうで散策ができ、案内していただきました。春の野焼きのあと焼け焦げの黒の中から緑の葉が力強く出ている季節もいいですが、冬もいいですよ。まわりを見渡すだけで言葉を失いました。(といいつつよく書き込んでいますが・・・。)TVつけるのがもったいないと正直思いました。
ただ、好みもあるでしょうがお湯に鉄分が多く、空気に触れると赤茶けた色になるので、僕としてはとても残念です。座って湯船に浸かっていた人が立ち上がるとお尻が少し赤かったりします。お風呂が若干狭く、露天がぬるすぎる(内風呂のお湯が壁の穴から外の露天に出ているために)のもいただけません。うーん、残念!
近隣の施設でお勧めは、となりにあるガンジーファームの乳製品、老野湧水の田楽屋さん(確か「かわの」だったはず)、パルクラブといって、キャンプができたり焼肉が食べれたりするところがあります。(季節でイチゴ狩りも・・・。)とまあこんなとこでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。0人が参考にしています