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西宮を離れてからは一度も訪れたことがなかったが、昨夜久々に赴いてみた。設備もかなり陳腐化しているかと思いきや、そうでもなかった。露骨にナニワ工務店の施工とわかる近代的造作は、時代の流れに今だ耐えている。1980年代後半当時は、さぞかし時代の先端をゆく銭湯であったはずだ。細かいところはリニュアルされているし、四種類のサウナが入浴料の340円のみで利用できるという太っ腹は相変わらずである。
以前と異なっているのは、露天風呂に大型テレビが設置されたことや、円形の軟水風呂がヒマラヤ岩塩風呂になったことなど。ヒマラヤ岩塩は、浴槽の上部に容器に入れたまま設置され、そこから溶け出した塩湯が浴槽に注がれるといった仕掛けになっている。ただ、浴槽内の湯が塩辛くなるほどの塩分濃度とは程遠いということと、塩素消毒臭が避けられない湯であることは覚悟しておいた方がよい。溶け出した岩塩はせいぜいスポイドで垂らすほどの量に過ぎないから。雰囲気を愉しむだけでも良しとしなければならない。
ここでは大人が数あるサウナで汗を流すなどし、あるいは露天エリアでテレビを見るなどしてくつろぎ、子供は同じく露天エリアのすべり台付きプールで嬌声をあげるといった利用方法が普通なのだろう。浴場組合の定めている入浴料金以下の金額でこれだけの設備を堪能できるのだから貴重な銭湯だ。
これで天然温泉でも導入されればさぞかし・・・などという野暮なことは言わないことにする。2人が参考にしています






