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1月上旬、四国の旅の3日目に訪ねました。それまで初日に泊まった祖谷温泉はすばらしかったものの、日帰り入浴ではあまりよいところにめぐり合えず、四国の温泉を見くびりつつあった矢先、この仏生山温泉に出会い、いきなり顔面パンチをくらったような衝撃を受けました。他の方々が絶賛されている通り、いや、すばらしい。極上の温泉が気持ちよく楽しめる施設です。
かえでさんの指摘にもありますが、特に露天風呂の低温浴槽がお勧めです。泡つきがなくなるほど高温でもなく、よほど寒くなければ冬でもなんとか入れるほど低温でもなく、ほんとうにほどよい温度の湯が注がれています。浴槽に身を沈めていると、ほどなく細かな泡が体を包んでいきます。泡の量はさほど多くはありませんが、肌理が細かく、えもいわれぬ感覚です。これだけでもここに来る値打ちがあると思います。
あと、ここの浴槽は排水口に湯が流れ出るようになっていて、内湯でも洗い場のほうには湯が流れて行きません。こうした構造になっているところは循環式のところが多いのですが、ここは放流式です。2人が参考にしています