-
9月29日(土)午後2時頃行ってみた。 一見して長田の元気の郷(現あぐろの郷)の雰囲気を感じる。 露天エリアの意匠もどことなく似ているので経営者は違えども設計事務所は同じかもしれない。
先輩諸氏によるとここはかなり辛口の星数で、実はかなり「おそるおそる」であったが、小生は良いと感じた。
数ある浴槽の中で特筆すべきは露天の源泉浴槽である。 39℃まで加温された単純アルカリ泉の源泉がかけ流されており、明確な硫化水素臭を伴うこの湯は、塩素剤投入・循環の他の湯との差別化を主張している。
アルカリ泉特有のツルヌル感が好ましく、ぬるめの温度とあいまって長湯が可能だ。 ただ、願わくば湧出時の35℃のままかけ流してほしいものだ、それでこそ「天然温泉」であると思う。
露天のテレビも特に邪魔な存在ではなく、「良かったら見てください」というスタンスが感じられる。(三木や三田には浴槽の至近距離にテレビが置いてあり、視覚的・聴覚的に邪魔なところがある)
全体的には昨今のスーパー銭湯の範疇だなという印象だが、泉質、清潔さ、浴槽やサウナの豊富さ、客数が少ないことによるゆったり感は大きな魅力だ。 再訪を誓って但馬の地をあとにした。4人が参考にしています