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2009年8月30日、この温泉に勇躍出かけたおばかなワタクシ。
ここは毎月29・30日が定休日であった事を現地で知り、惨めさを味わいましたが「来週再出撃します」と心に固く誓ってから早2年が経過し、本日やっと出撃しました。
極めてワタクシ好みの古さ(ボロさと言い換え可能)を持つ建物で、浴室も同様であります。
尚、「古さ・ボロさ」と「不潔」は全く異なる概念である事にご留意下さいませ。
早速裸になって浴室に入ると、強く鼻をくすぐる硫黄の香り。
素晴らしい。
浴槽はオーバル型で中を3つに仕切っており、どんな神の配剤なのか、それぞれが高温・中温・低温に上手く分かれている仕組み。
深さもちょうど良く、誠に寛げる形状。
まさに浴槽の黄金比率であります。
一人いた高齢の先客は高温浴槽で完全に爆睡しており、その先客が帰ったあと入ってきた爺さんは、これも完全に目を閉じて、何故か「うぉう、うぉう」と唸りながら気持ち良さそうに入浴している始末。
わたくし自身は中温の浴槽で、あまりの気持ちよさに、先客達同様図らずも寝込んでしまってました。
目を覚ましてふと窓に目を移すと、そこには藤の花。
な~んも言う事なし。
もっと早く行っとけば良かった。
以下、ご注意です。
石鹸使用不可です(温泉の効能がなくなっちゃうとの事)。
理由は解りませんが洗髪もダメだそうです(シャンプーの関係かなあ?)。
だから、カランは1つしかないですし、誰も使ってませんでした。
日帰り客は1時間以内ですけど、十分に楽しめます。
尚、わたくし自身は利用しませんでしたが、食事も提供して頂けます。44人が参考にしています