口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年7月22日)
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三連休の中日、13時過ぎに入浴。
たくさんの方に出会いました。
東屋のあと、近くの吾妻屋でラーメンを食べ、こちらへ。
☆脱衣所
籠しかないので、貴重品は受付時に名前を伝えて預けます。
ドライヤーは超弱風です。
☆お風呂
東屋と同じで、打たせ湯と正方形の湯船。
打たせ湯は熱いです。
けれど、やはり気持ちいい。
毎分400リットル湧出とのこと。
その横に、源泉(約60度)の掛け湯があります。
あついけど、鹿の湯流に後頭部にかけてみました。
シャンプー、リンス、ボディソープがありました。
カランはありません。
いい雰囲気のお宿でした。13人が参考にしています
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白布に残る唯一の源泉掛け流しと聞いて、行ってみた。予想に違わず、いいお湯だった。だが、少し熱め。貸切風呂の家族湯は適温で最高だった。
食事は朝、夕とも食事処でいただくのだが、おいしくて、感動するほど。
この日、すき焼きを食べるコースにしたのっだが、5Aの牛肉が出てきたのにはびっくり。
施設が古いこと、プライバシーが保てないことなどは、承知の助。それらを補って余りあるほど、温泉が素晴らしかった。11人が参考にしています
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あつみ温泉を14時半頃出発し、日本海沿岸東北自動車道を通り白布温泉着18時着。
今回は2階に部屋を取ったが、貸し切り風呂が人気でなかなか入浴できなかった。
米沢牛のすきやきが食べたくなったら、ここに宿泊することにしている。
白布1,2,3号 含硫黄ーカルシウムー硫酸塩泉 井戸水加水、かけながし
56.8度 pH7.8 溶存物質 1244 メタケイ酸 106.0 メタホウ酸 0.4 酸化還元電位 (ORP) 68 (2012.9.22)11人が参考にしています
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西吾妻山登山後に宿泊しました。圧倒される程、豊富な湯量を楽しめました。
8人が参考にしています
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洛中洛外図を鑑賞し白布温泉に宿泊。 米沢では、一般の人に上杉の歴史を尋ねても、学芸員のように詳しく教えてくれる。 米沢の人は郷土の歴史に誇りを持っている。
今回はトイレ付きの離れに泊まった。 かなり奥まっていて、道路を通る車の騒音や湯滝の音が全然しなくて静かに休めた。 翌朝自宅の飼い猫が餌をくれと鳴いている夢で目覚めたと思いきや実際、猫の親子が鳴いていた。
今回もすき焼きコースだったが、前回にも増して米沢牛が山盛りだった。9人が参考にしています
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紅葉シーズンの平日の午後に立ち寄りました。日帰り入浴での感想となります。茅葺屋根で重厚感のある佇まい、館内は小奇麗と、外見は申し分なく、つかみは完璧です。帳場で日帰り入浴をお願いすると、別棟にある湯屋へ通されました。
湯屋ですが、天井が高く、昔ながらの湯殿に若干の手を加えて、現代にも対応したような造りとなっています。評判どおり湯は凄まじいオーバーフロー、大きめの白い湯の花も多量に舞っています。そして、熱い熱いと聞いていたので、取りあえず足だけ湯に入れてみたんですが・・・。この段階では、とても湯滝に打たれる根性は出せませんでした。あまりの温度に、しばらく湯船の縁でいろいろ思案してしまいましたが、加水するしか方法はなく、自分一人しかいなかったので、蛇口全開で加水し、5分ほどで何とか浸かれる温度になりました。それでも、後から入って来られた方々のほとんどは、浸かった瞬間に声を上げていましたが。そのうちの一人に話を聞いてみたところ、前回来た時は、湯滝の温度からして今日より全然低かったとのことです。湯船から出たり入ったりを繰り返すうちに、体もだんだん熱湯に慣れてきて、最後は折角なんで滝に数秒打たれてから湯殿を後にしました。
自分自身の修行不足から、加水に頼らざるを得なかったため満点にはしませんでしたが、湯そのものは、視覚的には良質なものに感じられましたし、豪快すぎるオーバーフローや湯滝など、素晴らしいパフォーマンスを発揮している宿だと思います。13人が参考にしています
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じゃらんnetのプチ湯治プランを利用しました。記帳して部屋に案内していただくと、こたつと布団が敷いてあり、暖房も効いていて、テレビも置いてあり快適。夕食は、プランからしてシンプルな定食っぽいものを想像していたが、イワナの塩焼きあり、牛肉の陶板焼きありと、量は確かにおさえめながら、自分には十分でした(缶ビールは自販機で)。名物滝風呂は、クチコミ通り激熱。家族風呂も行ってみると、やっぱり熱いので、加水して入りました。朝食の時、宿の人にやっぱり熱かったですねと話したところ、雪で水道の調子が悪く、昨晩は源泉そのままだったとのこと。早速滝風呂へ行ってみると、適温で超幸せでした。11時チェックアウトなので、ゆっくりと湯の花いっぱいの白布の湯を楽しめました。
18人が参考にしています
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個人的に大好きなお宿です。
この界隈で宿泊する事があるならまたここを選んでしまいそうです。
古くても清潔な感じがしますし…古さはまんま風情とか味として受け取れました。
ただの温泉好きで温泉通ではない自分はお湯自体に際立った特徴は感じられませんでしたが小さい湯船に対しての掛け流し量は半端でなかったです。
湯船からオーバー風呂ーしたお湯は湯小屋から宿の下を通って融雪に活用出来るんだとか…湯船は源泉温度が高いうえに怒涛の湯量にみあった熱い湯温でした。
貸し切り浴室の湯船もめっちゃ熱くて加水しないと、とても入浴出来る温度ではありませんでしたが立派な貸し切り浴室でした。
ただ夜中に寝汗が非常に酷かったのは…お湯のおかげ??
食事も通ではない自分には極めて美味しく熱いものは熱い状態で提供していただけ大変満足でした。
う~む堪りませ~ん。9人が参考にしています
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10月23日宿泊してきました。
<きっかけ>
雑誌で真っ黒な石の湯船を見てとても印象的だったのが最初の出会いです。
昨年米沢から裏磐梯へ車で抜けた際、道路沿いの紅葉が丁度ピークでとても素敵だったため、この時期に紅葉&温泉を満喫したくて予約しました。
<お風呂、お湯>
湯滝のお風呂は轟音がすごくて私的に正直落ち着けない感じでした。
心静めてシーンとはとてもいきませんね。
湯滝が相当熱めなので、その後湯船につかるとぬるく感じました。
2階に家族風呂がありますが、そちらは滝もなく、貸切なので大変静かに入ることが出来ます。
但し源泉がそのまま注がれるので(投入量は少ないが)前の入浴から間隔が空くと源泉温度近くになっています。
ですから遠慮はいりません。蛇口を全開にしてホースを湯船に突っ込んで自分が入れる温度になるまでしばらく待ちます。
お湯はほんのりとろみが感じられるやさしいお湯だと思います。
お湯そのものの良さは家族風呂のほうがより感じられるのではないかと思いました。
<部屋、食事>
6畳の「べにはな」という部屋でした。
踏み込み、床の間、縁側、の存在により全く狭さを感じることはなかったです。
(大人2人、子供2人)
照明も明るくいい感じでした。6畳間あなどるなかれ・・・
夕食は和食膳コースを選択しました。手書きのお品書きは心を感じましたが、
宿からのサービスということで地元東光の吟醸酒がポーンと置かれたのは、何だか一方的に感じられました。
妻も私も日本酒(特に吟醸酒)は好まないので・・・
昼食が遅かったかもしれませんが夕食は完食出来ず屈辱でした。
山の芋鍋は山形独特の料理だと思いますが、味噌味鍋に牛肉の組み合わせは
少し違和感を感じました。やはり豚肉でけんちん風のほうがしっくりきます。
朝食は味が濃く、辛いおかずが多かったのに味付けご飯でした。
白飯が食べたかった・・・9人が参考にしています
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13時頃に訪問。外観は風情ある趣。中に入るとこれまた良い雰囲気でした。滝風呂は小さな内湯が1つ。しかし、もの凄い轟音が浴室から鳴り響いていて、戸を開けるとお湯が脱衣所に溢れてくるんじゃないかと思うぐらいのド迫力な掛け流し。湯量豊富で、この旅館だけでも毎分400リットルの使用量だそうです。源泉が59℃と熱いため、水道水と井戸水で加水しているそうです。それでもかなりの熱さで、熱いですよ、との注意書きが何枚か貼ってありました。お湯は含硫黄カルシウム硫酸塩泉とのこと。無色透明。とにかく『掛け流しの究極の姿が見たい!』という方はぜひ行ってみて下さい。ほとんど川です。この光景を見ながら入るのが贅沢な温泉です。トド出来ます(空いてれば)。
10人が参考にしています
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廊下の途中からスノコの下を川のように流れ出る温泉。一体どうなっているのか? 3本のうたせ湯的源泉が,一旦内湯をとおり,排出され中庭へ,その芸術的な浴槽の作りには感動を覚える。透明な温泉には湯の花も舞い,流れでる水流は,奥入瀬にも似ている。こんな立派な内湯はここがはじめて。この近辺には日本秘湯の会の宿も多く存在するが,きちんとした接客を希望するならば,おそらくここは期待を裏切らないと思う。トイレが共同だというが,今度は雪のある季節に大切な人と泊まりにきたい,そう思わせる宿でした。
8人が参考にしています
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天地人にハマってしまった主人と米沢へやってきました。
ちょっぴり冷たい風を受けながら名所巡りを済ませ、こちらのお宿へ到着です。
茅葺きの屋根と古い日本家屋の建物に、自然と期待も膨らみます。
閑静で凛とした佇まいのお宿内は、華美過ぎず、歴史と風格さえも感じさせられます。
レトロっぽく、光彩に包まれているような雰囲気もいいですね。
お部屋内にも清潔感+ちょっぴり上品さも感じられます。。
しっとりと落ち着いたお部屋ですので、のんびりと寛げました。
全室禁煙^^トイレは共同となってます。
温泉もいいですね。
男女共々、同じような施設で内湯のみです。大小1つずつの浴槽と打たせ湯があります。
お宿名の通り、源泉より3本の湯滝となって勢いよく流れ落ちていて、浴槽内は常に溢れた状態です。
結構熱めのお湯なので加水しながら入ります。
流れ落ちるお湯の音がBGMとまでは!!いきませんが、かすかな硫黄の匂いと湯の花などが、疲れを癒してくれました。
ただ、のんびりとは長湯できません- -,
お風呂上がりは、お肌もスベスベ、体の芯まで温まり‘過ぎる,くらいでした^^
他、お部屋の階に家族風呂が1ヶ所あります。
こちらのお湯はもっと熱い!!それが全てです。
お料理はお食事処(テーブル席)で戴きます。
米沢での昼食はお肉にしようと決めてましたので、お宿では会席のコースで予約しました。
山の幸が中心のメニューで土地のものが使われています。
素朴な和のお料理ですが、ちょっぴり洋風っぽくアレンジしてました。
ボリューム感には欠けますが、私達には程よく、お味もまずまずでした。もちろん米沢牛の陶板焼きもついてます^^
古い家屋の良さを生かしながら、湯治場のような風情を残していました。
コストパフォーマンスにも優れていると思います。
また、お伺いできたらと思います。
素敵な記念日となりました^^ おしまい。。8人が参考にしています
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離れの1部屋を除き設備的には同じなので、13,000円の1階の6畳間に宿泊した。 火災から免れた関係で、全室および食事処禁煙である。
1階の食事処は畳の部屋に椅子席となっている。
米沢牛のすきやきコースは、食べきれないほど肉が出るし、朝食も手抜きは無い。 客室係はいないが、おもてなしの心は感じられる。
廊下に出ると滝の音が聞こえる。 黒光りのする格子戸にはガラスがはめ込まれているので、室内には滝の音は聞こえないが、隣室の話し声と2階を歩く音はしかたがないところ。 共同トイレはウォシュレットである。
2階に貸切の家族風呂があるが、これに入るのがなかなか難しい。 空いていれば入れるシステムなので、どうしても2階の客室優先になってしまい、深夜まで入浴出来なかった。 湯船と浴室は御影石で出来ており、無色透明な湯に糸くずのような白い湯の花が舞っていた。 源泉が注がれているので、人が薄めた後の夜中には浸かれたが、早朝は熱くて入れなかった。
次回は2階の8畳間に泊まろうか。(写真は家族風呂)
白布1,2,3号 カルシウムー硫酸塩温泉
56.8度 pH7.8 カルシウム 287.1 硫酸イオン 692.1 炭酸水素イオン 89.1 メタケイ酸 106.0 酸化還元電位 (ORP) 60 (2009.5.30)
8人が参考にしています
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春の東北ツーリングの途中て立ち寄りました。
外観は藁葺き屋根の歴史を感じさせてくれる佇まい、玄関に入ると素敵な雰囲気に驚きます。
立ち寄り客に対しては「その先がお風呂ですから勝手にどうぞ」みたいな宿が多い中
ここの従業員の対応は大変素晴らしく、お風呂に入る前から
「ここを選んで良かった」と感じさせてくれます。
渡り廊下を歩いていると、どこからか水の激しく落ちる音が聞こえてきてまたびっくり。
お湯は無色透明ですがほんのり硫黄臭がする素晴らしい温泉で、文句なしの満点の施設です。7人が参考にしています
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念願の西屋へ入湯を果たしました。案内され料金の安さ(250円)にも感謝でしたが、湯船が旅館の中心というような感覚を覚えました。奥まった場所ではなく、正に中心。縦3畳ほどの脱衣場の湯船への戸を開けると、2×2メートルくらいの何の飾りもない湯船から、ザンブとばかりにお湯が溢れ出している。奥には湯滝が3本。湯滝の隣に源泉が注がれている上がり湯。お湯自体は熱いのだろうが、ホースで水が惜しげもなく注がれているので、ぬる湯好きの当方には持って来い。暫くお湯を堪能。透明なお湯に白い湯の花が舞っている。お客が入れ替わり立ち替わり順次出入りする。それほど多くはないが、それなりに居る。
この日は雨続きの東北がカラリと晴れてからの3か目。本来なら涼しい風も入ってこようなのに、暑さばかりが吹き出る汗を勢いづかせる。愚息は気に入った模様。7人が参考にしています
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念願の西屋へ入湯を果たしました。案内され料金の安さ(250円)にも感謝でしたが、湯船が旅館の中心というような感覚を覚えました。奥まった場所ではなく、正に中心。縦3畳ほどの脱衣場の湯船への戸を開けると、2×2メートルくらいの何の飾りもない湯船から、ザンブとばかりにお湯が溢れ出している。奥には湯滝が3本。湯滝の隣に源泉が注がれている上がり湯。お湯自体は熱いのだろうが、ホースで水が惜しげもなく注がれているので、ぬる湯好きの当方には持って来い。暫くお湯を堪能。透明なお湯に白い湯の花が舞っている。お客が入れ替わり立ち替わり順次出入りする。それほど多くはないが、それなりに居る。
この日は雨続きの東北がカラリと晴れてからの3か目。本来なら涼しい風も入ってこようなのに、暑さばかりが吹き出る汗を勢いづかせる。愚息は気に入った模様。6人が参考にしています
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茅葺き屋根の湯宿。何年かおきに葺き替えなければならないとのこと。今年は雪がまだ少ないが、それでも雪下ろしはおこなっていると女将さんは言っていた。やはり、傾斜の大きな屋根の雪下ろしは大変と思う。建物の中の廊下は、藤ござ敷きとなっており、素足にも優しい。その他の柱、棚の上は、埃一つ無く綺麗に掃除をしてある。部屋は、ガラスの入った障子戸があり、外の光が入ってきて、戸を閉めていても明るい。昔を思い出した。人数の関係で、部屋は狭い部屋で、いつもなら不満がでるのであるが、今回は、こたつに暖まりながら、これくらいで十分かなと納得した。入り口の1畳ほどの踊り場と出入り口の戸が非常に気に入った。火災に気を配っており、食事所でもたばこは禁止となっていた。この歴史的遺産を残していくためには、仕方無いことと思う。(消防法の関係で、このような建物は今後は作れないとのこと。)
温泉の湯船はそんなに大きくなく、4人も入ればいっぱいとなってしまう。3本の滝口から落ちてくる。打たせ湯は好きな方であるが、チョット熱くて(源泉60℃)、残念ながら、湯船に浸かることに専念した。お湯は、無色透明、ph7.1で、体には優しい。露天は無いが、内湯の天井が天然の換気として、抜けてある。そこから吹き込んでくる風が、冬の寒さを感じさせる。この源泉のお湯が、そのまま流されていく。湧出量が非常の多く、まさに湯水のごとく流していく。温泉街の道路のヒートポンプに使用しているとのこと。だから、このあたりの道路には雪が溜まっていない。また、食事所の床も温泉の熱を使った床暖房となっており、ポカポカとして気持ちの良いものであった。雪の多い場所で、温泉の湿気で、木で出来ているものは、常に取り替えていかなければならない。歴史的な遺産を維持していくのは大変と思うが、後生に伝えていって欲しいと思う。
また、携帯の通話エリアとなっており、非常によかった。7人が参考にしています
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07年9月下旬に一泊しました。
貫禄のたたずまいにまず感動。内部も廊下や階段部分が広く、きれいに磨きぬかれていていました。床に敷かれた籐ゴザも清潔感があり気持ち良かったです。
宿泊料は部屋のランクによって上下します。今回は思いきって二間続きの「離れ」という一番高いお部屋にしてみました。「離れ」といっても建物が違うわけではなく、建て増しされた高台にある部屋なので、いくつもの廊下や階段を通り抜けて上がっていきます。1階のお風呂に行くたびに降りていかなくてはなりませんが、西屋の建物を楽しむにはちょうどいい距離感でした。随所に雰囲気のいいお休みスペースがしつらえてあり、歩き回るのが楽しくなります。
お風呂は、3本の湯滝がドドドドド!と想像以上にすばらしい勢いでした。人が入っていようがいまいが、お湯が浴槽からどんどんあふれて外に流れていきます。その迫力に対して、浴室や浴槽はかなりこぢんまりとしていて、洗い場は2~3人いたらいっぱいです。私が泊まった時は秋のシーズン前の平日で宿泊者がそれほど多くなかったのでゆったりできましたが。
温泉宿といえば露天風呂が当たり前の現在にあって、大浴場でもない、眺望もない、このたったひとつのお風呂の力(小さな貸切風呂もひとつあり)で勝負している姿勢がいさぎよいと思います。
9月下旬ですでにうすら寒く、食堂では素足だとちょっと冷えてしまいました。もっと寒くなってきたら温泉による床暖房で暖かくなるのだと思います。7人が参考にしています
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残雪残る初春に宿泊してきました。
なにしろ母屋は築190年です。部屋の柱や壁はあちこち痛んでいるし,廊下を人が通るとミシミシ鳴るし,洗面所やトイレは共同だし(離れは除く),私の好きな露天風呂もありません。それでも何ゆえ満点をつけたか?それは良質な温泉はもちろんのこと,長い歴史に裏打ちされたこの宿の持つ「本物」の老舗湯治宿の風格と情緒,そしてホスピタリティの精神が,これらのデメリットを凌駕してしまったからに他なりません。
建物自体は歴史的建造物並の古さですが,情緒満点で十分な手入れもされていますし,館内のディスプレイも湯治宿らしく落ち着いていて上品ですし,廊下の籐のござも心地よい。浴室は,昔の湯小屋さながらの造りで,木製の壁や柱はボロボロで洗い場なども狭くてほとんどないに等しい状態ですが,3本の竹筒から豪快に流れ落ちる源泉の湯滝を見ていると,これまで自分が入ってきた「源泉掛け流し」は何だったのかと思い始め,洗い場などはどうでもよい気分になります。浴室の上部も吹き抜けになっていて,心地よい半露天風の造りになっています。泉質は,ほんのり硫黄臭のする無色でやや熱めの硫酸塩泉で,湯船には白い細かな湯の華がたくさん舞っています。
さらに,食事もこの価格帯としてはかなりの高水準で十分満足できましたし,宿のスタッフの方の応対も親切でサービスも満足でした。ついでに女将の人柄も好感が持てました。
このような宿は是非,これからも古い建物と高いサービス水準を守りつつ,ずっと存続してもらいたいものです。7人が参考にしています
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60度の源泉が3本の竹筒から滝の様に小さな浴槽に注がれ、あふれ出た湯が浴室の床を洗い流し、渡り廊下のすのこの下を通り中庭に排水されている。正真正銘の源泉かけ流しで一見の価値あり。
7人が参考にしています
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ぽん太は10年ほど前に東屋さんに泊まったことがあるのですが、当時は、東屋・中屋・西屋と三軒並んだ茅葺き屋根がとても美しかった記憶があります。今回は、火事で唯一焼け残った西屋さんにお世話になりました。
この旅館が古さを守り続けていることのすばらしさは、これまでのクチコミの通りですが、ぽん太がお伝えしたいのは、新しい試みも行っているという点です。
夕食で、てっきりよくある会席料理が出てくるのかとおもったら、さにあらず。白い洋風の皿に盛られた、地元の野菜を使った海鮮サラダが、真ん中に置かれていました。そのほかにも野菜をふんだんに使った創作料理系のメニューが多く、とってもヘルシーでおいしかったです。もちろん岩魚の塩焼きや米沢牛の陶板焼きなどの定番は外していません。
これをどう評価するかは最終的にはお客さんが決めることで、やっぱり普通の会席料理がいいという意見もあるでしょうが、ぽん太は「伝統にあぐらをかかず、新しい試みも行っている」という西屋さんの姿勢に拍手を送りたいと思います。文句なしの5点満点です(2006年11月宿泊)。7人が参考にしています
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開湯700年という白布温泉の象徴ともいえる茅葺屋根の「西屋」。軒を連ねていた「中屋」「東屋」が失火によって失われたのはわずか6年前の出来事。6年前にここを訪れていなかったこと、一瞬の油断で200年という歴史が途絶えたことを考えると残念でならない。
籐のござが敷き詰められた廊下も見事だが、歴史の重みを存分に感じられる宿は、ただそこにいるだけで癒されていくのを実感できる。
それだけではない。その「お湯」に感動した。毎分1800㍑というとてつもない湯量を自然湧出する源泉のうち、この宿だけでも300㍑を使用しているらしい。お湯は3本の湯滝となって漆黒の浴槽に注がれる。厳密には床に落ちたお湯がそのまま浴槽に流れ込むといったほうが正しい。もともと白かったという御影石の浴槽は真っ黒に変色し、表面がごつごつした天然岩をくりぬいたかのような風情だ。浴槽のお湯は当然の如く瞬く間に掛け流され、浴場を通り抜けて中庭に向かっていく。宿の方に聞いた話では、このお湯は宿の床暖としても利用されており、宿を出たお湯は玄関前の階段を滑り落ちてそのまま目の前の県道を流れ下っている。宿周囲がなんとも言えない甘い香りに包まれていることでその凄さがわかる。
当日宿泊した部屋は「吾妻の間」という趣きある部屋。16,000円と少々値は張るが情緒ある造りだった。部屋には炬燵が置かれ暖房も全開であったが、木枠の窓ということもあり寒さは免れなかった。しかし、満足な暖房もない昔の暮らしを彷彿とさせ全く気にならなかった。
終始べた褒めになってしまったが、唯一「???」だったのがエスペラント語に彩られた「浴衣」。部屋のパンフレットにもそのことが詳述されていておもしろかったが・・・、個人的には「この宿を訪れた外国人がはたしてエスペラント語の浴衣を見て喜ぶのでしょうか?」と言いたい。7人が参考にしています
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