口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年7月22日)
14件中 1件~14件を表示
前へ 1 次へ
-
-
米沢十湯では姥湯温泉と滑川温泉には宿泊した事があるので、アプローチが最も難しいと言われる大平温泉滝見屋さんに行きました。
メンバーは「温泉どうでしょう」のコバやんとしのみーです。東京駅前を7時半に出て、常磐道~磐越道経由で12時20分すぎに東北道を降りて二本松駅前へ。原発事故で浪江町から移転してきた杉乃家さんで「なみえ焼そば」を食べる為です。40分ほど待って出てきた「なみえ焼そば(ごはん付)」700円也は、かなりの太麺にもやしと豚肉がたっぷり入っていてソースもジューシー。ボリュームもありとても美味しかったです。因みに単品は550円、大盛りは700円です。(大盛りは凄い量ですが残してもパック詰めしてくれるそう)
食後はヨークベニマルで酒とつまみを仕入れ14時頃に再び東北道へ。そして福島飯坂インターから国道13号に入り米沢方面を目指します。国道から分岐し少々カーブの続く道を行くと15時過ぎに「大平温泉7km 車で30分 更には徒歩で13分」と看板がありました。間もなく道は心細いほど狭く、未舗装部分が断続するようになりました。舗装路にも落ち葉が積もっています。高度はぐんぐん上り、路肩がない部分もあったりでなかなかスリルがあります。そして15時20分ごろ駐車場に到着。ここからは徒歩となります。
コンクリート舗装のヘアピンカーブが続く急坂を15分ほど歩き続けると階段となり、谷間にえんじ色の屋根の宿が見えました。最後に吊り橋を渡ると宿に到着です。景色を眺めながらだったので20分以上歩き、結構膝にきました。 チェックインを済ませロビーからまっすぐ進んだ階段を2階にあがり、右の階段を上って3階へ。我々の部屋は「火焔滝」という名の二間続きの角部屋でその名の通り部屋からは滝が良く見え、「最上川源流之碑」も分かりました。建物は3階建てですが擁壁の上に建っており、眼下の露天風呂はかなり低い場所に見えます。
浴衣に着替え、そばだんごを食べて露天風呂へ。ロビーから外へ出て建物を回り込むように階段を下りていくと男女別の露天風呂がありました。私は、その先の階段を上った所にある打たせ湯のある露天に先ず入りました。火焔滝が部屋からとは違う高さで見えます。続いて川沿いの露天へ。浴槽の中央に大きな岩と、湯が噴出している岩がありました。紅葉にはやや遅い時期でしたが、川向うには深い赤色と黄色、橙色そしてまだ緑色の葉がまじり合って綺麗な個所もありました。
夕食は18時から食堂でです。メニューは岩魚の塩焼(卵ぎっしり)、山菜の天ぷら、ニシンと椎茸煮物、しんじょ、小鉢2品のほかに芋煮、鯉のあらいなど山形らしいものも出て、最後に「はえぬき」のご飯とすまし汁、デザートで終了です。ボリュームもお味も満足です。
部屋に戻り、日本酒「奥の松 純米吟醸」、ワイン「高畠ワイン デラウェア白 新酒」で飲み直し。部屋にはテレビが無くテレビっ子(おっさん)のコバやんはスマホのワンセグでNHK SONG’Sのキョンキョンを食い入るように見ていました。
明かりを消すと最上川の源流の音だけしか聞こえません。私は川のせせらぎが聞こえる宿が大好きで、心地よく眠ることができました。
朝食は7時半から食堂でとなります。サラダ、焼魚(イナゴ付)、もってのほか(食用菊)秘伝豆納豆という超大粒の納豆、豆乳鍋、おろし、味噌汁、ご飯です。素朴ですがご飯がおいしく満腹になりました。コバやん、しのみーは部屋で寝てしまったので一人で露天へ。
9時半にロビーでコーヒーを頂き、オリジナル焼酎「いっちょまえ」を買ってチェックアウトです。吊り橋を渡り、階段を上るとあとはひたすら上り坂。小雨がパラつく中、20分ほどで駐車場へ。コバやんはこれに懲りたのか「もう来たくない」との事。ふもとに下りると宿の案内所があります。8時40分までに宿のロビーに荷物を預けると9時半目途に案内所に届けてくれるそうです。案内所近くの直江兼続が造った石堤を見学後、吾妻スカイラインを経由し裏磐梯へ抜けました。紅葉もほぼ終わりで外は雨と強い風で寒かったです。長坂という集落で「長坂新そばまつり」というのぼりを発見。昼食としました。公民館のような場所ですが、行列が出来ていて少々並びました。もりそばセットは1000円。こづゆ、味噌田楽、きなこもち2個もついて腹一杯になりました。大平温泉のアプローチのしづらさは、最後の徒歩の部分であり、車の運転の難易度からするとまだ姥湯温泉の方が高いかもしれません。でも再訪したいです。10人が参考にしています
-
口コミや秘湯サイトを見て憧れてましたが、行く機会に恵まれず先日ようやく滑川温泉とセットで訪問しました。姥湯には何度か行きましたし当方林道走行を趣味にしてるので悪路に慣れてるつもりでしたが、想像以上の悪路でした。一応舗装はされていますが運転に自信のない方は止めた方いいかも。ランクルのロングですと二回程切り返しの必要があるヘアピンカーブがあります。対向車と遭遇しなかったから良かったけど、すれ違いするスペースが無いような。駐車スペースから急坂を下ります。看板だと徒歩13分とありますが実際は20分以上かかります。苦労して到着しましたが作業中で露天風呂は入れなく内湯にどうぞとの事でした。新鮮な湯で良い湯でしたが露天風呂を楽しみにしていたのでガッカリでした。大変な思いでたどり着いたので悪路に入る最初の看板にせめて『本日作業中につき露天風呂使用出来ません』とか案内が欲しかったな。良さそうな露天風呂みたいなのでリベンジします
5人が参考にしています
-
ホームページには『15~20分トレッキング』とありましたが、よほどの健脚でもない限り、20分のトレッキングでは辿り着けない様な・・・
但し、そのアクセスの悪さを跳ね返すだけの魅力のある宿でした。
ロケーション、建物、風呂、湯、サービス全てに亘り、深い満足を得る事が出来ました。
やや食事が寂しい?感もありますが、材料の調達手段等を考えると、止むを得ないかも。
私は出張でここに泊まりましたが、帰路の登り坂の為に噴き出した汗の始末を考えると、仕事の合間の利用はお勧め出来ません。
是非、プライベートで翌日ゆっくり出来るスケジュールで行くべき宿です。4人が参考にしています
-
ここの露天は大自然に包まれ、豪快な湯浴みができる。
問題はここにたどり着くまで。とにかく半端ではない。離合すらできないような道を「対向車よ、来ないでくれ!」と祈りながら進まなければならない。しかも、ヘアピンカーブの連続。一度、カーブを切りそこね、ずるずると、車がスリップ。あと15センチで谷底へ、の危機に見舞われたほど。
駐車場からの道も厳しく、転んだらどうなることやら、と思われる。それだけに露天に入ると、喜びも半端ではない。
ただ、帰途も要注意。強烈な坂をあえぎあえぎ上らなければならない。ここは本当に秘湯中の秘湯といえるだろう。4人が参考にしています
-
数年前にお邪魔してから、毎年2・3回は通っています。近年の秘湯ブームで手垢が沢山付いてしまった名湯が増えた中、滝見屋さんには、秘湯だけが持つ本当のこころの安らぎがしっかり残っています。気持ちの真ん中でほっとできます。きっと、自然の深さと旅館の方々の真心が最高に活かされているからなのでしょう。山道は険しいですし、若者向けの遊びは無いですし、「二度と来ない」と思われた方も結構いらっしゃると思います。しかし、だからこそ、本当に滝見屋さんの良さが好きな人達が残っているのであり、その客層がまたすばらしいのです。騒ぎたい方々には、つまらない所(渓流の音でかき消されてしまう)でしょうが、静かにご自分の時間を楽しみたい方には最高の居心地だとお勧めできます。きっと、素直な自分に逢えることと思います。
4人が参考にしています
-
本当に秘湯です。たどりつくまでの道が生半可でない。何年か前に滑川温泉に行った時に、車で行ったのですが、このエリアは、絶対、自分の車では行かないように決めましたが、今回は、送迎をしてもらって本当に大正解です。米沢市の市道とのことですが、急勾配、カーブの切り替えしをしないと上れない。ガードレールはない。その下は、崖。道は、石が転がっている。思い出すだけでも、身がすくんでしまいます。(今回、米沢までは車で来ましたが、米沢駅の脇に1日300円(キャンペーン中?)の駐車場に止めることができ、こっちもラッキーでした。)帰りは、女将さんに送ってもらいましたが、こんなにスピードを出して大丈夫かと思うほどの運転でした。
肝心の温泉は、言うまでもなく、最高。若干、熱めですが、体がポカポカです。胃腸に良いと言うことで飲んでみましたが、臭み等はなく、飲みやすかったです。飲み過ぎた酒が、すっきりしたのは、気のせいかな。4人が参考にしています
-
いやぁ、秘湯でしたね。
駐車場から下ること約15分、ボールを転がしたら松坂以上の剛速球になってしまうような急勾配。ビールをしこたま詰めたスポーツバッグを担ぎながら宿に着いたら、荷物を見た宿の人が笑いを堪えて出迎えてくれました。
最上川の源流なんですね。まさに大河の一滴出づる所でした。
滑川温泉の時と同じように、友人と現地集合でした。その時にヒドイ目にあったと感じていた彼は「オレ米沢駅から送迎してもらおうかな」と言ってきたので「大丈夫だよ、駐車場があるってことは車で行けるんだから」と無理矢理納得させたのでしたが、ボクより1時間ほど遅れてきた友人の恨めしそうな顔はいまだに忘れることが出来ません。
胃腸の名湯との事で、部屋のポットにもそのお湯が入っていました。確かに何となく胃はスッキリしたような気がしましたが、代わりに2~3日引きずるような筋肉痛を貰って帰りました。4人が参考にしています
-
大平温泉には翌日西吾妻山に登る事を考えて、天元台から歩いていく事にしました。登山道はやや分かり難く一部鎖場などもあり結局2時間も掛かりました。しかし広葉樹の紅葉を充分堪能でき最高でした。汗だくで宿に着き夕暮れの露天風呂に入ると温泉が身体に染入り疲れが取れました。この時期は平日にもかかわらず多くの宿泊人が来ていましたが、込み合ってごみごみした感じはなく、秋を満喫できました。露天風呂は男性、女性、貸切用のほか打たせ湯の露天もありここは他よりもぬるく長く入るには良かったです。泉質はほのかに硫黄の匂いがする透明なお湯で体が良く温まりました。大切な人と行って泊まるには最高ではないでしょうか。
1人が参考にしています
-
秘湯の一軒宿とはよく言ったもので、その道中の険しさは尋常ではありません。殆ど手付かずという点では姥湯も比較になりません。山頂の駐車場(とは言っても単なる路肩)まで、すれ違いがほぼ困難な、未舗装有り、絶壁有りの林道を30分程駆け上がり、駐車場から宿まで未舗装の急坂を15分程徒歩で下ります。当然ですが、宿に着く頃には膝がプルプルと悲鳴を上げ、湯船には崩れ落ちるように浸かりました。
吾妻山麓の絶壁を見上げながらの湯浴みは、やはり文句のつけようがありません。湯船の際には轟音とともに雪解け水と化した渓流が流れ、この上ない野趣も堪能できます。しかし1100年前にここを発見した先人の方々。心から尊敬します。(と、思いつつ迫り来る帰路の憂鬱もちらちらと…)
帰りの駐車場までの上り坂は想像以上の絶句モノでした。3回休憩しました。(←ちょっと多いかも。明らかに運動不足です)
秘湯ブームに乗って軽い気持ちで来ると、そのギャップに悩まされるでしょう。簡単には辿り着けない事こそ秘湯たる所以です。1人が参考にしています
-
とても狭い崖っぷちの道を緊張と恐怖で車を走らせ やーーーーっと、着いた駐車場から急な坂をてくてく歩きようやく宿の屋根が見えた時、つり橋が迎えてくれるサバイバルなお宿です。運転に自信の無い方と体力に自信の無い方にはきついと思いますが、マイナスイオンたっぷりの絶景と、あふれるお湯で身も心も癒される秘湯♪温泉大好きな方には価値ありですが、観光目的やお子さん連れの方はやめた方が良いと思います。小学生が、歩いていて崖から落ちてお父さんが助けていました。
1人が参考にしています
-
秘湯指数というものが仮にあるのなら、この宿はかなりの高い数値を示すのではないでしょうか。とにかく簡単には着かせてくれません。車一台がやっと通れるような曲がりくねった細い道(←ちなみに断崖絶壁のロケーションで何度となく肝を冷やしました…)を延々と登り、山の頂上に着くと車を降り、今度はそこから延々30分急な下り坂を歩かないと到着しません。
行くだけで相当に心身疲れますが、そこに待ち受ける露天風呂と滝を目の当たりにしたときは秘湯好きならずとも、ある種の感動を感じることと思います。お湯は若干温めなものの疲れに心地良かった記憶があります。そんなロケーションですから食事は至って質素です。
同じ日に泊まったカップルが居たのですが、(これは失敗…)といった表情だったのが印象的でした(笑)。秘湯好きにはお薦めしますが、そうでない方には必ずしもお薦めできない賛否の分かれる温泉だと個人的には思います。あの急坂は上りどころか、下りでもかなり足にきます。殊女性には。0人が参考にしています
-
案内所からつづれ折の道を車で20分、途中すばらしい景色にも出会えます。車を置いて下り坂を徒歩15分(もっと長かったかな?)太ももがプルプルしそうな頃につり橋が見えてきます。つり橋を渡る途中露天風呂が見えます。
疲れますが、その後に浸かったお風呂は最高でした。ただし、帰りは辛い登坂ですので覚悟して行ってください。1人が参考にしています
-
やっとたどり着いた道の終点。だが、そこから更に急坂を
転げるように下って下って20分。足もホロホロに
1軒宿の玄関へ。すぐ脇に大き目の露天風呂がひとつ、
良く来たねとお湯が飛び上がって迎えてくれてる。
とても清潔なお湯で疲れが一気に取れた感じがしました。
泊まりで行きましたが、ランプの灯に照らされた露天風呂に
浸かっていると、まるで夢世界のようです。
隣には女性専用露天風呂もありました。
未舗装の林道を1時間以上走ったような記憶があります。
宿にたどり着くまでの過程は、
あの姥湯温泉以上かも知れません。2人が参考にしています
14件中 1件~14件を表示
前へ 1 次へ