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塩原温泉の老舗大資本の代名詞ホテルニュー塩原さん。スパ系の湯仙峡もありますが、今回はホテルの立ち寄り風呂のレポということで。湯仙峡は別にレポしたいと思います。
突撃したのは朝の8時ころ。湯めぐり手形利用で500円です。まずはお約束の西館大浴場へゴー。見事に誰もいません。脱衣所は100人分以上の脱衣籠がセットされ、大資本の何たるかを物語っています。しかし、私一人です。浴室に入ると照明を抑えた落ち着いた雰囲気ですが、やっぱり大資本、お風呂もでかいです。見事な巨石が配置され大量の湯が湯船に流し込まれています。サラサラと癖のない湯で湯温は体感40度のやや温め。シャンプー等の備品もバッチリです。ただ驚いたのは湯が注がれている巨石に掲げられた張り紙です。曰く「源泉差し湯」。源泉に差し水ではなくて、真湯に源泉が刺してあるということでしょうか???まあ、あれだけの湯船を独占し、身体も洗え快適だったので問題はありません。気を取り直してこんどはBH館の大浴場へ。西館より小ぶりのもので、清潔感溢れるお風呂でした。
そして湯仙峡も含め、私が一番気に入ったのが、貸切混浴露天風呂です。確か弁天の湯と呼ばれていた記憶がありますが、水車の回っているお風呂です。いかにも塩化物泉といった湯は貝汁にごりの憎い奴。10人サイズ。露天といっても屋根と格子の壁もあり丸見えではありませんが、女性は油断しないほうが良いでしょう。湯温は湯口付近で体感43度のやや熱め。弱キシ感ありでしっかりとした浴感。浴後はサラスベです。源泉掛け流しの正統派。川沿いでマイナスイオンもタップリです。苔むした岩風呂で情緒も感じられます。まさかこの大資本ホテルでこのようなお風呂があるとは嬉しい誤算です。群雄割拠の塩原でもなかなかの実力派の湯だと思います。オススメです。
写真は上が西館大浴場、下が貸切混浴露天です。3人が参考にしています