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投稿日:2022年9月12日
奥塩原の森と源泉かけ流しの白濁硫黄泉… (奥塩原高原ホテル)
きくりんさん [入浴日: 2021年10月25日 / 2時間以内]
55.0点
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44.0点
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奥塩原の森と源泉かけ流しの白濁硫黄泉
塩原温泉郷の奥塩原新湯温泉の玄関口に佇む、昭和54年(1979年)に創業した森に囲まれた高原リゾートホテル。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料800円は、玄関を入って左側のフロントで。ロビーのあるフロアを奥へと進み、突き当りを左折。客室前の廊下をしばらく進むと、外へ出る手前で「↑貸切露天風呂、→男性浴場・女性浴場(檜大浴場・露天風呂)」と表示があるので右折。男湯は手前です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。階段を下りて天井の高い浴室に入ると、手前に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLAのアロマ系です。
窓際に4人サイズの木造り内湯があり、緑白色に濁った単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)[源泉名: 共同噴気泉(なかの湯)]が源泉かけ流しにされています。泉温68.0℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH2.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、玉子臭がして酸っぱい。
続いて、外の露天風呂へ。手前に浴槽だったらしきものがありますが、砂利が敷かれて使われていない様子。その奥に4人サイズの木造り浴槽があり、湯温は41℃位。少し秋色に染まり始めた森の景色を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
分析書の源泉名に中の湯と書かれていたのでフロントで尋ねてみると、近くの硫黄山にある源泉の1つの桝を4軒の宿と中の湯で分湯しているのだそう。
男女別大浴場の他に、やはり源泉かけ流しの3つの趣きが違う貸切露天風呂とバリアフリーの貸切風呂もあるので、違う季節に一度泊まってゆっくり湯めぐりしてみたいですね。
主な成分: 水素イオン2.5mg、ナトリウムイオン3.9mg、カルシウムイオン8.9mg、マグネシウムイオン2.1mg、アルミニウムイオン6.2mg、第一鉄イオン1.1mg、塩素イオン2.0mg、硫酸水素イオン14.1mg、硫酸イオン166.2mg、硫酸0.1mg、メタケイ酸61.2mg、メタホウ酸0.7mg、遊離硫化水素73.4mg、成分総計344.0mg
※ただし、平成17年の少し古い分析書なので参考までに。15人が参考にしています
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