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元禄の湯の上にある部屋を所望してみたが、消防法上の理由で駄目とのこと。
盆休みの繁忙期に満室状態ではあるが、今回は連泊。
元禄の湯が混み合ってきたので、上の階の杜の湯に行ってみた。
大型旅館によくある大浴場というやつだ。
天井が高めで、更衣室も浴場の湯船や洗い場、すべてがゆったりとしている。
横に全面ガラスの向こうは露天風呂が広い。まわりは自然林だ。実は山が深い。
大旅館では、保健所の指導でつまらなくされたオーバーフロー風呂が多い。
大きな湯船の縁から洗場側へ、等しく一斉に溢れ出る眺めは誰でもわくわくするだろう。
地中の湯溜まりを汲上げるポンプ温泉でこれをやってしまうと、いずれ枯渇する。
それに、近くの道路など地面が陥没することも全国に起こり始めているらしい。
連泊のメリットは、湯船を独り占めできる時間帯がタンマリあることでもあった。
湯船の縁にゴロンと横になると、何度か寝入ってしまった。誰もなく、邪魔されず。
いずれ落葉樹が色付く頃の平日に、5日以上湯治目的で来てみたい。
それから、元禄の湯のコック、なぜか全部が使用可能になっていた。(笑)6人が参考にしています