-
積善館のパンフレットから得られた情報と、自分が本館(二号館)に泊まった経験から書かせて頂きます。本館の玄関のある建物は文化財ですが、靴のまま上がります。しかし、元の帳場や、座敷など重要な部分は靴を脱いであがるようになっていたり、立ち入り禁止になっています。本館宿泊者、日帰り入浴の方たちの多さを考えると、靴のまま上がるほうが機能的ですし、本当に重要な部分はしっかり保存されています。本館宿泊者は基本的に二号館に案内されるのですが、大正、昭和と二度も改装された本当に古い建物です。これはもともと湯治客用の建物であり、簡素で高級感は全くありません。内装は、昭和の古ぼけたアパートと言った感じでしょうか。この建物は文化財ではありません。食事はお弁当で、大広間で頂きます。湯治のための連泊を想定しているので、量は少なめですし、弁当ですから当然冷めています。自炊設備はありませんが、廊下に給湯機があって、ポットに汲むことができます。元禄の湯のお湯は熱交換器により適温まで冷まされ、源泉100%掛け流しです。まさに湯治にふさわしいお湯です。積善館には湯治部の他に、一般的な旅館として佳松亭もあり、「癒し」や「もてなし」を求める方たちから好評を得ているようです。温泉、文化、そして人も大切にする、素晴らしい宿だと思いました。
2人が参考にしています





