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見学の人がいましたが、一番風呂を頂きました。
リニューアルされ、画像のように石をくり貫いたような2~3人用のお風呂です。
熱!! 足は入れられても、とても肩まで浸かれないそうもない湯温。ケロリン桶でかき混ぜかき混ぜ、湯もみをしてじわじわと身を委ねました。ほのかに石膏臭漂うお湯は存分に新鮮さが感じられ、キレの良い浴感と共に沁み込むようでした。まさに夢心地。
目覚めの朝風呂は霊験あらたか、といったところでしょうか。
しばらくして2人の方がやって来たので、お湯から上がって休んでいたら、ひとりのおじさんが熱い、熱いと言いながらホースでざんざん加水してしまいました。(こりゃ、まいったな)と思いつつ、意見する権限など私にはありません。
そのおじさんはざぶんと浴びると出て行ってしまったのですが、再び私が浸かると全くぬるい湯に変貌してしまい、源泉の投入量が少ないので、元に戻るにはかなり時間がかかりそうでした。
地元の住民の方はどういう気持ちなんだろう、と思いました。
僅かな入浴の為に自分勝手にお湯を台無しにする、こんな人の行動を。おそらくこの後にここを訪れた人は、四万発祥の湯はこういうものだと感じて帰って行ってしまうのです。私がここの地元民なら、おそらく無念だと思います。
皆さん、ここに限らず共同浴場は貰い湯の精神を忘れずに、感謝して入湯しましょう。
もしまた同じような場に遭ったら、ちょっと注意しちゃうかも。0人が参考にしています