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よろず屋さんに宿泊し,「大湯に入りたい」と言うと,宿の人が鍵を持って案内してくれました(鍵は貸してくれなかった).中に入ってみるとちょっと微妙な雰囲気.洗い場に地元のおじいさん二人と観光客とおぼしき親子連れ.おじいさんの一人が,「水をうめすぎて温泉じゃ無くしてしまった!」と言って怒っている.もう一人のおじいさんは「熱すぎて誰も入れないんだよ」と言ってなだめているのですが,おさまらない.怒っていたおじいさんは,私のほうを見て,「お客さん,これはもう,ぬるすぎて温泉じゃないけど,そっちの方に入ったらいいよ」と言って源泉の注ぎ口に近いほうを指差しました.言われるままにかけ湯をしようとお湯をすくうと・・「熱い!」.これまで入った中で一番熱い.草津の大滝乃湯の合わせ湯(表示は46℃),白旗の湯の熱めの浴槽の熱い時に比べてもまだ熱い.いったい,水を止めさせてからどれだけ怒っていたらこれだけ温度が回復するのやら!取りあえず熱めの湯が好きな私としては,これも経験と,なんとか肩まで浸かり「熱いですね」と返しました.何故かそれで二人のおじいさんは黙ってしまい,騒ぎは落ち着きました(何で???).
なお,入浴客が温度調整できますので,湯温はその都度変わると思います.3人が参考にしています