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投稿日:2012年10月3日
湯温は絶妙・・・、 (七味温泉ホテル渓山亭(閉館しました))
sinさん [入浴日: 2012年10月2日 / 2時間以内]
55.0点
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七味温泉には三軒の宿があるが、その奥に渓山亭の駐車場がある。紅葉の時期にはまだ間があるためか、ほとんど客はいない。
渓山亭の玄関を入ると、ロビーの照明は消えていて、フロントには人がいない。玄関脇のソファで、ホテルの関係者と思われる人と業者らしき人が話し込んでおり、係を呼んでくれた。
料金は800円。HPに掲載されていた昼食付き(4800円)にしようと思っていたのだが、どうもそんな雰囲気ではない。浴場に案内してくれたが、客は私一人だった。
脱衣場は、畳敷きで籐かご。シンプルな造りだが広さは十分だ。浴室内は硫黄の匂いが強い。湯船は石作りで、底が見えないため入るときには気を遣う。少し深すぎるのだが、周囲に平らな石が敷いてあり、それに尻をのせれば丁度よい。
お湯は白濁していて、湯温は41度位か。硫黄泉にしては少し軽いと感じるが、浴感はなかなか良い。
隣接して半露天の風呂がある。湯温は42度位。気温は15度位だからどちらも絶妙な湯温だ。
露天風呂は松川渓谷に面しており、対岸には廃道となった万座にぬける道が見える。
ここの湯も、「恵の湯」と同様に硫化鉄が沈殿しており、手足や尻が黒くなる。泉質が同一かは不明なのだが、恵の湯の方が青みがかって見える気がする。
恵の湯には2回入ったのだが、内湯と洗い場は狭く、露天は意味無く広く、料金に300円の差はあっても、本館の方を推薦する。客も少ないし・・・。
それにしても、同じ七味温泉なのに、紅葉館の泉質との違いには驚くばかりだ。
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