-
湯田中、渋といえば石畳の情緒ある温泉地。
特に渋温泉はその一帯だけが温泉遺産と言うべき、ロマンあふれる町並みで、昔ながらの和風家屋がひしめき合っている。
その中を貫くメインロード、わずか200mほどの間に九つの
外湯があり、いずれも源泉掛け流しである。それぞれの湯は
微妙に泉質が異なり、人気は六番の湯だったか、目に効く
温泉ということで混雑していた。
また九番目の「大湯」はここだけ茶色の成分が濃い温泉で、
浴場も大きく、順番待ちができるほどの人気だった。
ただ、外来入浴はなく、渋温泉内の旅館に宿泊することが条件で、出かける時はフロントでマスターキーをもらうシステム。このあたり不満を感じる方もいるようだが、九つもあれば管理が大変だし、人件費もかかるので今の運営がベストとか。
まあ大正ロマン漂う旅館でゆっくり2食を頂いて一万円前後の宿がほとんどだから、お薦めの温泉地だ。
2人が参考にしています