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ここも伴侶の下調べのなせる技。国道から少し山の方に入ったところにあるけれど、住宅も並ぶ何気ない郊外の景色の中に諏訪温泉はありました。人気の温泉らしく、昼間から混んでいます。受付を済ませて奥に入ると、殿湯と表示のある男湯の前に飲泉所がありました。飲んでみると、塩気と金気のある炭酸味。そうか、ここの湯は炭酸を含んでいるんだと思いながら中へ。
湯舟は壁を隔てて2ヶ所に大きく分かれていて、片方には褐色の湯、もう一方には、やや青みがかった濁り湯が入れられていました。褐色の湯はぬるめ、青みのある方はかなり高温です。この青みのある方に入ってほんとうに驚かされました。がつんとくるほど熱い湯でありながら、体を沈めると、なんと気泡がまとわりつくではありませんか。これまでぬるい湯でしか体験したことがなかった泡付きを、こんな高温のお湯で体験できるとは思いもよりませんでした。びっくりです。
ここは一泊二食、一万円以下で宿泊もできるので、今度は泊まりでこの湯をじっくり味わいたいものだと思いました。いやはや鹿児島、とくにこの入来付近の温泉に脱帽です。15人が参考にしています