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投稿日:2008年8月22日
ちくはぐなところも愛嬌か (佐久一萬里温泉ホテル(旧 ホテルゴールデンセンチュリー))
ブドリさん [入浴日: - / - ]
33.0点
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佐久市役所から北へ数100mのところにある、大きなホテルです。@niftyのクチコミは見ていったものの、ホテルの名前といい、外観といい、ほとんど期待せずに訪れました。
玄関を入ると広々としたロビーになっています。ごてごてした照明が天井から吊り下げられているのを見て、気分は消沈するばかり…。日帰り利用者はフロントを素通りしてお土産処奥の受付へ向かいます。しろうさぎさんが「生鮮食料品を売っているスーパー」とおっしゃっているとおり、お土産処には野菜や果物まで並んでいます。ロビーのごてごてした照明とのちぐはぐ感がなんとも言えません。さらに気持ちは沈んでいきました。
ところが、お風呂に入ってびっくりしました。「一萬里温泉侮れず」です。数種類ある浴槽のうち、大浴場、露天風呂、洞窟風呂、歩行風呂の四つに源泉(加熱)が注がれています。おもしろいのはお湯の色が浴槽によって少しずつ異なることです。どれも緑がかった褐色なのですが、大浴場がもっとも薄く、歩行風呂が最も色が濃いようでした。加えて、この歩行風呂の湯が最も源泉に近いのではないかと思われます。湯口から注がれる源泉の温度が最も低く、かつ量も多かった記憶があります。温度が低い分、長く入っていられるので、じっくり温泉を楽しむことができます。子どもがプール代わりにしていなければもっと良かったかな…。(減点の条件にはしていません)
なんともいえないちぐはぐなところがあるとはいえ、そこに愛嬌さえ感じてしまう一萬里温泉、一度訪れる価値はあるでしょう。
一萬里温泉入湯日:2007.12.23
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