口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年7月25日)
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JR山陰本線の湯泉津駅から、海岸へ向かう道の途中。商店街の中に佇む、小浜(こはま)温泉の共同浴場。この地の妙好人(浄土真宗の在俗の篤信者)である浅原才市にちなんで、名付けられたのだとか。その存在を知ってから一度行ってみたいと思っていたので、平日の夕方寄ってみました。
すぐ近くの湯泉津温泉のビックネームに隠れてしまうのか、観光客には見落とされがちな庶民派の温泉銭湯です。この日も通り過ぎてしまわないようにと、注意深くゆっくり車を走らせていると、建物の前に立っていた女将さんが笑顔でこちらを手招き。そして、前の駐車スペースに車を誘導。「あの、温泉に入りたいんですけど」と伝えると、「あら、知合いの人かと思って呼んだんだけど、よく見たら知らない人だったわ。アハハハハハッ。でも温泉に来た人で、丁度良かった。」と、何ともおおらかなウエルカムに心も和みます。
入浴料300円は、男女別の浴室の間にある券売機で。男湯は右側です。コインレス平鍵付ロッカーと棚が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。レトロな雰囲気の浴室に入ると、右奥に2人分のシャワー付カランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません。
左側に6人サイズの石造り半円形内湯があり、緑褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(源泉名: 小浜温泉)がかけ流しにされています。泉温25.2℃を、加温・加水して41℃位で供給。一番風呂だったようで、湯面に白い析出物が一面ビッシリと浮かんでいます。最初、上の方だけが温かく、底の方は冷たかったのですが、やがて「ゴゴゴゴー」っとボイラーの音がして、湯温が均一に。やや肌がスベスベする浴感です。湯口は浴槽内で、温泉を嗅ぐと土類臭。温泉成分で茶褐色にコーティングされた浴槽の縁や床を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン2.1mg、ナトリウムイオン1780mg、マグネシウムイオン87.1mg、カルシウムイオン448mg、ストロンチウムイオン12.9mg、マンガンイオン0.5mg、鉄イオン3.2mg、フッ化物イオン0.9mg、塩化物イオン2650mg、臭化物イオン8.5mg、沃化物イオン0.5mg、硫酸イオン974mg、炭酸水素イオン946mg、メタ亜ヒ酸2.0mg、メタケイ酸104mg、メタホウ酸45.8mg、遊離二酸化炭素299mg、成分総計7.43g27人が参考にしています
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島根・鳥取の温泉巡り2日目の宿は温泉津温泉でとっており、温泉街から離れた所にあるこちらへはチェックイン前に立ち寄りました。
こじんまりした共同浴場で内湯のみの浴場です。泉温が低い為に加温された源泉が掛け流されていますが温度管理されており、適温でゆっくり楽しむ事が出来ました。お湯は複雑な香りのする濁り湯で薬湯の名の通り、いかにも効きそうな感じでとても良かったです。
温泉以外何もない施設なので設備を求める方には向きません!(カランはあります)また、営業は午後4時からなので注意が必要です。15人が参考にしています
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温泉津温泉には、「元湯泉薬湯」と「薬師湯」が有名ですがいつも、大変な混み様です。
温泉街からは、外れますが,温泉津温泉にはもう一つの共同浴場があります。旧小浜共同浴場が改装され、平成17年に「才市(さいち)の湯」として再オープンしています。
源泉名 小浜温泉
泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩素泉(低張性中性低温泉)
源泉温度 26.4℃ 成分総計 65g/㎏
加水(温度の供給量不足を補うため)・加温(源泉温度が低いためのボイラー加熱)・掛け流し・微金気臭・消毒臭なし・浴場前に3台程度駐車可・男女別内湯各1のみ
「才市の湯」はどちらかと言えば、ジモ専的雰囲気ですが一般客も入れます。
浴槽は壁側に、半楕円形の浴槽があります。湯口は壁に沿って竹筒が伸びており、竹筒の先端に、茶漉し(湯の華キャッチャーに利用)が差し込まれています。
浴槽縁は温泉の析出物で茶色をベースとして緑・白・こげ茶色に見事に染まっています。
湯色は、深緑を帯びた褐色です。湯は温湯ですが湯に「ちから」があり、浴後感も持続するとても素晴しい温泉で、長湯を楽しみました。
最高です。
11人が参考にしています
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