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投稿日:2022年3月27日
1300年前から続くとされる、温泉津温… (泉薬湯(せんやくとう) 温泉津温泉元湯)
温泉はなこさん
[入浴日: 2022年3月23日 / 2時間以内]
55.0点
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1300年前から続くとされる、温泉津温泉発祥の温泉です。当方、温泉が好きで、日本全国めぐりましたが、いろいろめぐったなかでも、ホンモノの温泉といえる存在です。
女湯の浴場は、「はじめての人用」「ぬるい湯」「あつい湯」(正確には忘れてしまいましたが)があり、部外者は「はじめての人用」に入ることをおすすめします。
「ぬるい湯」とはいっても、かなり熱いので、地元の方も浴場の周辺でかけ湯を何度かしつつ、「入っては出る」のを繰り返していらっしゃいました。私の場合、手首に巻いていた脱衣所ロッカーの鍵の金属部分が、お湯のせいか、高温になったのでいったんはずしたぐらいです。
「あつい湯」にも入ってみましたが、2秒入って「これはヤバい」と思い、思わず上がってしまいました。地元の方も「罰ゲームみたいですよね。自分もあつい湯には入れないです^^;」とおしゃってました。私の夫は「あつい湯」に足をつけたとたん「しびれるのを感じたので、入るのはやめた」と言っていたので、男湯も似たような感じだと思います。
ついでに、「あつい湯」の温泉流入口から出ている温泉水を持ち込みのコップに入れて飲んでみました。苦味のある独特な味わいで、かすかにシュワーと口のなかに広がりました。決しておいしいとは言えないのですが、思わずクセになって何度かコップに入れて飲みました。
施設については、シャワー等はなく、直接、風呂場のお湯を汲み取って体を洗います。一応、水の出る蛇口が3〜5個あったと思いますが、私は「はじめての人」の湯船でどうにか体を洗うことができました。
地元の人もおしゃってましたが、温泉成分が濃いせいか、髪の毛は結構バサバサになります(笑)ですが、温泉成分が皮膚につくおかげなのか、体はローションを塗らずとも保湿されているように感じました(さすがに顔には化粧水等を塗りましたが、今思うと、化粧水か美容液か乳液のどれかを省いてもよかったなと思いました)。
脱衣所については、鍵付きのロッカーがあり、地元の人は鍵なしのロッカーに衣服等を入れてました。私は鍵付きロッカーで済ませましたが、貴重品を番台の人に預けることも可能なようです。
脱衣所にドライヤー等はないですが、上半身だけを写すことのできる場所があり、そこにコンセントプラグが2個ほどあって、持ち込みのドライヤーを使わせてもらうことができました。
番台の方にドライヤーの持ち込みについて聞くと、「女性にだけ100円を募金箱に入れてもらうようにしているんです。ごめんなさいね。」とおしゃっていたので、募金箱に入れようとしましたが、募金箱がどこにあるかわからず、直接、番台の方に100円を手渡すと「ありがとうございます。募金箱に入れておきますね。」とおしゃっていただきました。
また、夫と1個のドライヤーを共有して使ったのですが、夫がドライヤーを使い終わった後に、私の方に声をかけていただき、男湯にいた夫からドライヤーを預かって、女湯にいた私に渡してくださるなど、なにかと親切に対応いただきました。
私が入った日は平日の終了間近の時間帯(19時代)でしたが、女湯には地元の方が5〜6名いて、にぎわっていました。男湯は10名ほどいたようで、地元密着の温泉なんだなと思います。
設備については決していいとは言えませんが、温泉中の温泉でもあり、しかも人情もありと、なにかと楽しい経験をさせてもらいましたので、総合評価は5点をつけさせていただきました。8人が参考にしています