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内湯は『山峡樹林の湯』と命名され、男女それぞれ内湯に露天風呂・サウナも付いています。
大型旅館らしく、20~30人が一度に利用できるほどの大きな内湯で、脱衣所も広く清潔でアメニティも充実しています。
ただ源泉が近く、高温&湯量が多いので、熱い(44℃)のが玉に瑕です。
湯口付近はとくに熱く(近づけないので測定不能だが、多分50℃位)、とても入れる温度ではありません。(笑)
混浴露天風呂『山峡槍の湯』ですが、別館地下1階から半地下の駐車場を通り、旧道を渡って反対側の谷底にあります。
なので結構な移動距離があります。冬季は積雪・凍結があるので、チョット躊躇してしまいますね。
『山峡槍の湯』への降り口にはケーブルカーがあります。(どこへ行くの?)これに乗って『山峡槍の湯』へ行くのです。
歩道もありますが、急な斜面(冬季は積雪で通行不可)なためケーブルカーに乗った方が楽チンです。
ボタン操作1つで自動運転されています。乗った瞬間、童心に帰ったようにワクワクするのは私だけでしょうか?
ケーブルカーを降りるとすぐ左手に長屋のような建物があります。貸切露天風呂と女性専用露天風呂です。
いずれも十分は広さがありますが、勿体ないのは周囲が壁で囲まれているので上空の景色しか見えないことです。
歩道に沿って50mほど先へ歩くと『山峡槍の湯』の入口があります。
脱衣所は男女別になっていて、棚があるだけの簡素なもので、洗い場などもありません。
それぞれの脱衣所から一歩外へ出ると、広~~~い『山峡槍の湯』があり、ここで男女一緒になります。
お風呂の周囲を1周すると100m以上あるのではないでしょうか。それほど広い露天風呂です。
中央部には巨岩を配し、頂上には大きな番傘が立てられています。
この付近にいれば背後からは死角になるので、ジロジロ見られることもないですよ。それ以前にこれだけ広いので他人が気になることはほとんどないと思います。
女性用脱衣所の出口付近には飲泉・湧水がいただける場所もあります。
その横では源泉が滝のように(ていうか滝です)注がれているので、真冬でも温度が下がることがないのです。
お湯は無色透明無味無臭、広いのでところどころで温度が異なりますが、おおよそ38~43℃位です。
自分の好み場所(温度)を見つけて、北アルプスの雄大な眺めと、大自然の風の香り、素晴らしいお湯の恵みを満喫して下さい。
ところで、『山峡槍の湯』はお湯の中のあちこちに岩が沈んでいます。(椅子の役割でしょうか?)
日中は目で確認できるのでいいのですが、夜間は全く見えないので、躓いて怪我をすることがあります。ご注意下さい。1人が参考にしています