口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年5月17日)
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七尾市中心部からですと東側。国道160号線を氷見に向かって走っていきますと、トンネルをくぐった後に左折指示の赤い看板が出てきます。あとは集落の中を指示に従って走っていきますと左手に見えてきます。平屋建ての建物で、駐車スペースは下の段になっています。
玄関先には見事な鍾乳石が。ややおしゃべりな店主さんのお話によりますと、かつては採取自由だったのだが、今は売買も禁止されている代物とのこと。これは脱衣所にも飾ってありました。
なかなか古い湯宿でして、「鄙びた」とはこのようなところをイメージするといいと思います。脱衣所も簡素ですし、浴室もシンプル。浴槽が1つあるだけ。静かな時が流れていきます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、71.2L/minの自噴。これは浴槽まで自噴で流れていくとのこと。19.23g/kg、pH7.13、51.3℃となっています。湯使いは加温循環。消毒はしていません。結構な量のオーバーフローが見られます。湯口は2つありまして、1つは上から。ライオンの湯吐きでして、ぬる目の湯が入ってきています。こちらが自噴している源泉かもしれません。浴槽底部からは熱めの湯が入ってきています。加温された湯でしょう。浴槽内は41℃ほどで茶色の湯の華がたっぷり見られました。新潟の「西方の湯」で感じたヨウ素臭が弱いながらもこちらの湯からもしています。塩気の強い湯で、湯あがり後の身体のべたつきもなかなかのものです。
湯が自慢の宿だけあって、シンプルながらもいい湯でした。本来、循環湯には最大で星3つとしていたのですが、こちらは例外として4つにしようと思います。そうそう、アメニティはリーブルアロエの2点セットが使えるのですが、シャワーの勢いが弱すぎるので、洗髪は余所で済ませておいた方が無難かもしれません。湯を目当てにどうぞ。親父さんもいい人ですよ~。5人が参考にしています
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日本海に突き出した半島にある温泉で、灘浦海岸の近くです。県道246号線を走っていると看板が出ていますのでアクセスは大丈夫かと思います。下の段の駐車場に車を停めまして、1段上がると温泉に到着です。北陸らしい大きな畳敷きの部屋がいくつもあるのですが、宿泊もやっているのでしょうか。
フロントでお代を支払いまして左手奥の浴室に入ります。かなり狭い脱衣所は鍵付きロッカーなしです。浴室もシンプルでして、手前に洗い場、奥に浴槽という構成で、洗い場は3基、浴槽は2~3人用と小さいものです。温泉は1923mg/kgと大変濃いナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、茶色の湯の華が舞っていますし、一応ろ過されているそうですが、かなりの湯の華が浴槽に注がれています。北陸では珍しくラドンを豊富に含んでいるとかで、まあ塩の効果がメインだと思いますが、ホカホカ感が強く、浴後は肌がべたつきます。これは良質な食塩泉の証です。加温・循環をしているとのことですが、消毒はされていません。
かなり温泉の力があるところだと思います。アミューズメント性は皆無ですから、湯そのものを楽しむ方にお勧めできます。かけ流しではないので3点としておきますが、こちらの湯はその中では別格の位置にあるかと思います。2人が参考にしています
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自然豊かな場所にあり、大きな駐車場に車を停めて景色を眺めますと、
秘湯にやって来たぞという感じがいたしました。
玄関には各種メディアで紹介された記事が所狭しと貼ってあり、
お話し好きなオーナーの、お湯自慢も止まりません!
お風呂ですがナトリウム・カルシウム-塩化物泉にラドンも含有。
気をつけながら入らないと、湯あたりをしそうなほどよく温まります。湯当り注意ですね。
なかなかポテンシャルが高いとは思うのですが・・・。
ご主人のお話、玄関に貼られた記事、インターネットの検索でも、
「掛け流し100%」「加温加水なし」とのことですが、これが違うのです。
温度を保つために加温されていますし、湯の花を除去するために循環もされていました。
塩素の臭いはありませんでしたが、間違った表記はとても残念だと思います。4人が参考にしています
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とても熱い湯です。
日本昔話のような地域を車で通過したさきにある鄙びた一軒宿です。
昔からそのまま、何も手を加えていない建物、真夏。
虫が大の苦手な私は、この時期だけに出ることも予想しつつ、視界を広げず、見ずして、浸かるだけの入浴をしました。
オレンジ色のドでかい湯の花が、古く狭い浴槽にゆらゆらと浮いています。北陸では珍しくラドン泉と書かれてあり、湯上りは、体中に膜が張ったような感触が続きました。
お湯は本物で、ヌル~っとした個性もありますが、やはり、古いうえに掃除も行き届いていなく、カラン付近にある、髪の毛のかなりの束や、携帯用に持ち込まれたであろうシャンプーなどの袋ゴミなどが散乱されており、浴槽のお湯以外、何も触れたくない状態であがりました。
せっかく個性的なお湯なのに、ゆっくりしたくない環境には、古いに関わらず少し改善すべき点があるのでは??っと感じました。3人が参考にしています
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七尾市街からR160の最初のトンネルをくぐって左(氷見からだと2つ目のトンネルの先を右)、
ひたすら田舎道を走らせると左手に看板が見えてきて一段上の丘の上に接骨院と併設の鄙びた建物があります。
紹介された新聞の切抜きや温泉遺産の記事が玄関の壁に貼られており、湯にはかなり自信を持ってる印象。
内湯のみで3,4人入れば一杯の浴槽ですが黄土色の湯の華が舞っておりました。
加温循環ですが循環は湯の華を除去するのが目的で消毒なし、
獅子の口から塩っぱい源泉が流れ出て浴槽からあふれ出ていたので加温掛け流しと言っていいでしょう。
総計20000mgの若干濁った濃い食塩泉で北陸随一のラドンが多く含まれている湯とのことです。
地元客が出て行った後は独占状態、湯の華をすくいながらじっくりつかってたせいか、
小雪が舞う寒い日にもかかわらず体はずっとポカポカでした。
七尾市内には和倉をはじめあちこちに公共民間の温泉がありますが、
湯のみなら位置的にも忘れ去られたようなここの湯を求めて損はないでしょう。
(2005.12.11入湯)0人が参考にしています
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