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夜間にしか利用したことがなかったためか、浴槽に源泉を注入してからある程度時間が経過していたためか、源泉をそのまま入れている浴槽の湯は褐色の濁り湯であったとのイメージを抱いていたが、夕刻の明るいうちに入浴してみたところ、ほぼ透明の色合いであることに改めて気がついた。底から豪快にゴボゴボと噴出している部分は炭酸成分のためか泡付きが多く、やや濁っているように見えるけれど、洗面器に汲んでみると、ほとんど透明の湯だ。酸化する前の新鮮な源泉に大いに満足した。近隣の人が改めて羨ましい。
泉質とは無関係で恐縮だが、ここの露天風呂の壁画は相当部分が剥がれ落ちている惨状であり、それでも眺めていると絵の傾向が大阪の「テルメ龍宮」の男湯にある小さな露天風呂の、何とも個性的なB級壁画と似ていることに気がついた。同じ人が描いたのかもしれない。壁画だけでなく、カランが適温・冷温・高温の三つなのも「テルメ龍宮」と同じ、浴室に向けテレビが設置されているのもこれまた同じ、親戚筋の経営かしらん。0人が参考にしています