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私はここの銭湯で、白湯には一度も入ったことがない。判で押したように、露天エリアの源泉が注入された熱めの浴槽に入浴する。普通の銭湯でここまで濃厚な温泉は、阪神間においては他に見当たらないからである。比較的高温で、また塩分濃度の高い温泉であるため冬場はよくぬくもり重宝するのだが、夏場の長湯はさすがに苦しい。その際には水風呂との往復が効果的である。
ここは水風呂が広く、水温も低いため、源泉浴槽との温度差が大きいのが良い。頭がくらくらする程の温冷交互浴が楽しめる。
私は、温冷交互浴の最高の快楽は立ちくらみや!と公言するほどの愛好家であるため慣れたものだが、心臓の悪い人は無茶は禁物。
私は身体に活を入れたいときには「クア武庫川」に、神経を沈静化させてのんびりと過ごしたいときには「六甲おとめ塚温泉」や「灘温泉」に行くことにしている。阪神間に住んでいる人がつくづく羨ましい。0人が参考にしています