-
日本第二の炭酸泉と聞いて9月26日に行って見た。
湯小屋はお世辞にも立派とは言いがたい建物だったが、温泉はちと違った。源泉を掘り当ててから10年だという。源泉の温度が次第に下がり、今では36.5度になってしまったらしい。内湯は加温されている。その加温された源泉を引いているのが、露天。従って、湯船の温度は内湯よりやや低くなっている。
露天の横に2つの五右衛門風呂と寝湯がある。この寝湯が優れもので、すさまじいばかりの泡が下から噴き上げている。これが炭酸ガス。この温度だと、炭酸ガスも温泉に溶けていられないため、すぐ気体に変わるためだろう。
この寝湯がすこぶるよく。目を左に向けるとニセコアンヌプリが一望でき、正面を向くと羊蹄山が雄大な姿を見せているという具合。
訪れた日は残念なことに雨で、羊蹄山の頂上は雨雲にすっぽりと包まれ、全容を見ることはできなかった。とにかく、五右衛門風呂と寝湯だけは源泉そのもの。ここは鉄分を含んでいるので、時間が経つと茶色に変色するが、、源泉を惜しげもなく注入するこの小さな3つの湯船だけは、無色透明。ご主人が打つ蕎麦はいい味であった。4人が参考にしています