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今まで奥鬼怒の秘湯や女夫淵温泉に行くためにいつも通り過ぎていた。入ってみてそれは大間違いだと思った。
白い湯の花が舞うとても柔らかく適温の源泉が惜しみなく湯舟に溢れ、言うこと無しの温泉だ。それは内湯にも露天風呂にも言える。
露天風呂は混浴と女湯に分かれているがいずれにも大木をそのままくりぬいて作られた丸太風呂がある。ここに浸かりながら周囲の山や鬼怒川の源流を眺める気分は最高だ。今回は雪は無かったが、雪見の露天風呂に是非入ってみたい。
立ち寄り500円で、内湯にも入らせてくれる。この内湯も素晴らしい。川俣温泉らしい香りが充満し、湯口の付近は木枠で仕切られ、3人ほどしか入れないが熱めの湯(43℃)を楽しむことが出来るようになっている。その外側は41℃だった。
湯は成分総計1,656mg/kgの食塩泉なのに抜群の柔らかさで湯疲れしない。ホカホカ感に欠けるとも言えるが、何度入っても負担にならず、関節などを温めるのに最適だ。入っていて特にスベスベ感はないが、浴後の肌はつるつるだ。
女将は飾り気もなく気さくで、空いていれば立ち寄り時間外でも入れてくれるそうだ。
ここの少し下流に湯沢噴泉塔への登山口がある。噴泉塔へは行く計画があるので、ここに泊まり朝早く出発することに決めた。7人が参考にしています