口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年10月9日)
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窓から四季の山の景色と白濁の名湯を満喫
那須湯本温泉街のメインストリートである那須街道(県道17号線)沿いで「鹿の湯分湯場」の隣に佇む、安政年間(1850年代)に創業した鉄筋3階建ての老舗旅館。「とちぎにごり湯の会」会員の宿でもあります。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
通常は入浴料600円ですが、この日は「おもて那須手形」提示で100円引で入浴。受付は、玄関を入って右側のフロントで。フロントのすぐ奥に男女別の大浴場があり、男湯は手前の方です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に右側4人サイズと左側2人サイズに仕切られた檜造り内湯があり、緑白色に濁った単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)[源泉名: 鹿の湯・行人の湯混合泉]が、源泉かけ流しにされています。泉温53.7℃を加水・加温せず、右側は42℃位、左側は44℃位で供給。PH2.4ながら、肌がスベスベする浴感です。湯口は木の栓で調整され、口に含むと硫化水素臭がして酸っぱいレモン味。露天風呂はありませんが、窓の外には秋色づいた山の景色が広がっています。たまたま時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
栃木和牛提供店として認定もされている宿とのことなので、一度泊まって自慢の特選那須和牛のステーキや地酒も味わってみたいものです。
主な成分: 水素イオン4.0mg、ナトリウムイオン29.9mg、カルシウムイオン56.2mg、マグネシウムイオン25.6mg、アルミニウムイオン21.4mg、マンガンイオン1.5mg、第一鉄イオン4.6mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ素イオン0.5mg、塩素イオン69.1mg、硫酸水素イオン66.2mg、硫酸イオン493.7mg、リン酸ニ水素イオン0.1mg、硫酸0.7mg、メタケイ酸186.9mg、メタホウ酸8.4mg、遊離硫化水素88.5mg、成分総計1.064g
※なお、こちらは2018年の新しい分析書が掲示されていました。18人が参考にしています
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那須湯元温泉の鹿の湯近くにある比較的小さな旅館で、今回立寄り入浴しました。入浴料金500円をフロントで払いさっそく浴室へ向かうと、先客はおらず貸切状態でした。浴室は洗い場が3人分と、大小2つに仕切られた内湯浴槽のみのシンプルな造りです。大きい浴槽の方が若干湯温が高い気がしましたが、それほど大きな差ではなく、どちらも40℃少々の適温で比較的長く入っていられました。pH2.4のやや白濁した酸性硫黄泉は鹿の湯からの引き湯ですが、こちらの方が体感的にはかなりマイルドな感じです。硫黄泉としてはインパクトに多少欠ける感じですが、多くの観光客は鹿の湯に行くでしょうから、比較的空いているこちらの旅館でゆったりと長湯を楽しむのも良いかもしれません。
10人が参考にしています
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