-
投稿日:2017年4月23日
しばらく臭くなれる (旅館 雲海閣(うんかいかく))
ぐまニストさん
[入浴日: 2017年4月20日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
喜楽旅館からハシゴしました。この移動は距離が短く難易度も高くありませんが、入口はメインストリートから一本中へ入った通り沿いにあります。那須湯本ボロ宿ツートップの一翼を担う存在だけあって、なるほど、なかなかの佇まいです。とはいえ、こちらは倒壊しかかっているわけではありません。
帳場から硫黄泉の浴室までのアプローチは結構長く、途中には薄暗いトンネルもあります。夜はゾクゾクしそうですね。で、風呂ですが、浴室の引き戸を開けた瞬間、強烈な硫黄臭が鼻をつきます。中は改装したんでしょうか?意外にも小奇麗な湯殿でした。湯船は並んで2つ。温度は47度ぐらいと42度ぐらい。湯口から投入する量で温度調節を行なっておりますが、それぞれの湯口に木の栓を差し込んで、隙間から出てくる量で温度のバランスを取っているようです。私には熱い方の湯船は膝下までが限界だったので、丁度よい湯加減の方とゴロ寝のローテーションで過しました。なお、分析書によると、鹿の湯・行人の湯 混合源泉となっております。パンチがきいていてトロっとした浴感でした。
ここの硫黄泉、素晴らしいです。湯殿の雰囲気もいいですが、半端ではない硫黄臭がとにかく最高です。帰ったあとも2日間ぐらい臭くいられると思います。ちなみに、硫黄泉の浴室とは別に透明の単純硫黄泉が張られた浴室もありました。当日はただの白湯だと思い込みパスしてしまったのは、何とも悔やまれます。2源泉あるので泊まり向きですかね。ハードルは高いですが。55人が参考にしています