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その一に続いてクチコミしていきます。まずは写真左上の河原の湯から。
<河原の湯(写真左上)>
河原の湯は男女別の露天風呂。北温泉のなかでは最も新しい施設で、脱衣小屋は内部、外部ともに比較的綺麗です。湯船は楕円形で10人サイズ。名前の通り、すぐ傍には川が流れ、せせらぎの音も心地よい。滝のように見えるのは人工の砂防ダムですが、ザーザーと流れ落ちる景色は決して悪いものではありません。ただ、もとからあった施設ではないためか、脱衣小屋などの風情がなんとなく北温泉らしくないのが個人的には惜しいところ。それでも、外のおいしい空気を吸いながら、のんびりと入るには充分楽しめますし、素晴らしい露天であることは間違いありません。
湯温は、体感40~41度の適温やや温め。他の湯船同様、湯温を下げるため、源泉に少量の加水をしていた。浴感はやはり柔らかで癖もなく、上がった後もさっぱりしていました。
<相の湯(写真左下)>
宿泊棟の外、玄関手前のある相の湯。湯小屋の風情が個人的にはたまらない鄙び方です。外観からして「こりゃー、たまらんぜよ」と唸ってしまいました。内部の脱衣所も素朴で味わいのある総木造り。湯船と床はコンクリ製ですが、これまた良い具合に鄙びて赤茶色に色づいています。福島県大沼郡や南会津郡界隈の共同湯を彷彿とさせる雰囲気を持っています。
湯船は3人サイズでそこそこ深さがあるので、しっかりと浸かれます。源泉投入量もまずまずで、勿体ないくらいの掛け流し。湯温は体感41度の適温、少量の加水がしてありました。個人的には何気にこの「相の湯」が一番気に入ってしまいました。
<泳ぎ湯(写真右上)>
これまた北温泉の名物となっている泳ぎ湯。何も知らない人にこの写真だけ見せれば、温泉ではなく、釣堀にしか見えないとおみます。有り余る湯量を誇る北温泉だからこそ楽しめる湯です。相の湯のすぐ手前に位置します。裸はもちろん、水着やタオル巻きもOK。
大きさは15×10メートルのコンクリ造り。体感37~38度のぬる湯。温水プールならぬ温泉プールといったところ。意外と入り心地も悪くなく、開放感があって気持ち良かった。長湯をするのにも良いでしょう。
さすが泳ぎ湯というだけあり、古タイヤのチューブを再利用した浮き輪がおいてありました。ためしにぷかぷか浮いてみたのです、裸のため、なんかしまりがなく、照れました。まあ、お子さんが遊ぶのにはいいでしょう。しかし、それだけではありません。なんと滑り台まで併設されています。他に誰もいなかったので、こちらも試しに滑ってみましたが、やはりしまりがなく、照れまくりました。まあ、やはりお子さんが遊ぶためのもので、大の大人が裸でやるもんじゃないと納得。お子さんは間違いなく喜ぶでしょう。さらに、温泉プールサイドにはベンチもあるので水着姿で出たり入ったりしながら、お子さんを遊ばせ、お父さんはビールでも飲みながらのんびりと過ごすのもよさそうです。
<北温泉猫(写真右下)>
北温泉猫です。ネズミ捕りの名人とのこと。もう一匹いるのですが、撮影拒否されました(笑)。もう一つ女性専用の芽の湯もありますが、こちらは謎のベールに包まれています。5-6回は突撃している北温泉ですが、なぜか連れと行く機会がありません。今度は連れと突撃し、こちらもクチコミさせていただきます。
◎北温泉にはシャワーやなどの設備や備品の整った浴室はありません。ホテルのような近代的設備や快適さを求める方には向かないと思います。湯治目的や喧騒から離れてのんびりしたい方にオススメです。0人が参考にしています