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いつ行っても大人気の鹿の湯さん。栃木県で一番混雑する共同湯ではないでしょうか。近くには殺生岩があり、古きよき時代の雰囲気が残る民宿通りの一番上手に位置します。この通りの奥には滝の湯や河原の湯もあります。
男湯は41~48度の温度別の小ぶりな浴槽が6つ配置されています。一番奥の48度浴槽は常連さんらしき旦那衆が周囲をずらりと取り囲み傍目から見てもちょっと異様な雰囲気をかもし出しています。取り囲んでいる時間のほうがはるかに長いですが、長湯できる温度ではないので当然といえば当然です。
私はカブリ湯をタップリした後に41度浴槽でじっくりと入り、44度浴槽で仕上げをするというルーティンで入浴してます。硫黄フェチですので濃厚で独特の硫黄臭も気に入っています。建物、浴室ともに木造の風情ある雰囲気で否が応でも湯情をかきたててくれます。
私が見る限り長居をするのは一部の常連さんたちで、休憩室もないため、回転率はかなり高いように感じます。ただ観光客も多く、湯本のランドマーク的な存在ですので常時混雑しがちなのも事実です。特に土日は戦場と化すこともしばしば。できるだけ平日にお出かけされることお勧めいたします。4人が参考にしています