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- 西多賀旅館の口コミ 鳴子通信①
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5月12日土曜、午後3:30---
鳴子の顔「滝の湯」を堪能したイーダちゃんは、鳴子温泉駅から下駄優先通りをテクテクと、鳴子御殿湯方面へと地道に下っていきました。
天候は、うーむ、いまいち。なんか、雨、降ってきそう。
地図を睨みつつ、鉄橋を潜り、左手の坂をぐぐーっと下ると、
おーっ。凄い温泉臭、ここだここだ! というのが目的地の西多賀旅館でありました。
実は僕、ここのお湯の存在はまったく知りませんでした。ここのお湯は、このniftyのネットで知ったのです。
「へえ、緑のお湯が鳴子にあるんだあ」と、ですからこちらの立ち寄りは結構楽しみにしていたのです。
立ち寄り料金、400円。木の長い廊下をしずしず歩きます。
お風呂は廊下の果て、戸をあけると湯船がひとつのお出迎えです。
「失礼しまーす」がらり。先客はひとりきり。
ひとつきりの中くらいの浴槽には緑のお湯がたぷたぷ。余計なアメニティはなく素朴なり。でも、お湯、これ、なんかスゴくない?
硫黄と石油のにおいが複雑に混じりあったような香りです。緑のなかに白い湯の花がかなり舞ってます。掛け湯して、ゆっくり足から入ると、
「おうっ」なんて声がつい漏れちゃう、そんなお湯です。
色は志賀高原、信州の「熊の湯」ほど濃くはないです。石油臭は上州の喜連川の早乙女温泉より濃いですねえ。でも、僕、早乙女温泉にはいささか違和感があり馴染めなかったんですが、こちら、西多賀のお湯の石油臭には、なぜかあっという間に順応しちゃって、満遍なくこちらのお湯を楽しむことができました。
こちらのお湯はねえ、それはそれは染みるんですよ(^.^;>
効能保障付きの強烈な香りのこちらのお湯につかっていたら、なんか、湯船のなかで身体が溶けちゃいそうに気持ちよかった・・・。
何十年も土の底にいて、地球の養分をそれこそ吸いまくったお湯ですからねえ。効能があるのは当たり前ッ!
もう有難くって、長湯しすぎて、メロメロになったイーダちゃんでしたが・・・
しかしっ! 湯の旅はまだまだ続くのでありました(笑)3人が参考にしています