口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2014年10月29日)
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共同浴場「滝の湯」の隣に建つ、寛永9年(1632年)創業した鳴子温泉の老舗旅館。およそ2年半ぶりに、一泊二食付きで利用して来ました。
入母屋造り瓦葺き屋根、木造二階建ての本館は、国の登録有形文化財に指定されています。以前は2階の「霧」の間に宿泊しましたが、今回は2階一番奥の客室「月」の間。7畳半の和室と洋間がくっついた珍しい間取りです。
早速予約した貸切露天風呂「茜の湯」へ。宿の向かい側の駐車場を抜けて、坂を上りきった所に建つ湯小屋へ。6人サイズのタイル張り木枠浴槽には、うっすら緑がかった透明の含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名:山道新1・2・3・4号泉の混合泉)が、かけ流しにされています。源泉85.5℃を、湯温41℃位で供給。PH7.4ながら、肌がツルツルする浴感です。玉子臭がして、口に含むとまろやかな味。30分限定ですが、静寂に包まれまったりできました。
夕食は部屋で。御膳で運ばれお品書きは無く、仲居さんが一品づつ説明してくれます。月替わりの山里料理に、今回はすっぽん鍋をプラス。いい出汁が出て、美味でした。
翌朝、まず内湯「うなぎ湯(小)」へ。3人サイズのタイル張り石枠浴槽には、微かに緑がかった透明の含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名:新うなぎ湯3号・山道新1・2・3・4号の混合泉)がかけ流し。源泉90.2℃を、40℃位で供給。仄かな硫黄臭がして、PH8.2の肌がスベスベする湯です。うなぎ湯は、カルシウム分が多くスケールで間欠し易い為、PH6.8の山道源泉との混合により、ヌルヌル感が低下しているのだとか。
朝食も、部屋で頂きます。大きな麩の入った味噌汁等、体に優しいメニューでした。
食後は、内湯「うなぎ湯(大)」へ。8人サイズのタイル張り石枠浴槽で、湯温は42℃位。灰色の小さな湯の花も見られます。もう1つは、2人サイズの石造り木枠五角形浴槽。湯の花沢山舞い、湯温は41℃位。チェックアウト時間のギリギリまで、まったり湯浴みできました。隣の滝の湯の入浴券ももらえるので、硫黄泉を満喫できますよ。
〈山道新1・2・3・4号泉の混合泉〉
主な成分: ナトリウム392.4mg、塩素196.8mg、硫酸498.9mg、炭酸水素244.2mg、メタケイ酸179.7mg、成分総計1.6634g
〈新うなぎ湯3号・山道新1・2・3・4号の混合泉〉
主な成分: ナトリウム538.6mg、塩素196.7mg、硫酸668.8mg、炭酸水素196.8mg、炭酸90.0mg、成分総計2.0771g12人が参考にしています
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かねてから東北周遊時に宿泊したいと狙っていたが、いつも満室で断念。今回晴れて予約を取れ満を持しての訪問となった。
ここの白眉はもちろん「うなぎ湯」ということになるが、私にとって宿選定の決め手は、なんと言っても「国の登録有形文化財」の称号を与えられた、創業1632年という宿そのもの。
およそ1200年の歴史を刻む鳴子温泉だが、温泉街に軒を連ねる宿はそのほとんどがコンクリートの塊と化し、残念ながらわずかながら往時を偲べるものは、もはやここ以外に無いからだ。
泊まった部屋は表通りに面しておらず、部屋にいながら温泉情緒を堪能することは叶わなかったが、隣の滝の湯から夜遅くまで聞こえる湯桶が床をたたく音、子供の歓声などが、ここが生活の場でもあることを思い起こさせた。
温泉は先の口コミの通りだが、離れの高台にある貸切露天風呂から眺めるプチ夜景が印象に残った。
また、個人的には食事は大満足であった。(そもそも食事にあまり重きを置いていないせいかもしれないが)
「滝の湯」と共に鳴子には欠かせない存在であることを再認識した。7人が参考にしています
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平成23年3月いっぱいで日帰り入浴は終了ということなので行ってみました。しかも14時から15時までのたった1時間しかやってない。すごい狭き門です。玄関に出迎えてくれた宿の当主が「女性は小さいお風呂ですがよろしいですか?」と聞く。名物のうなぎ湯の大浴場はひとつしかないようで男女入替えなのだ。どういうふうに入替えになっているのか聞かなかったが、とにかく今女性が入れるのは小さなお風呂だそうだ。というわけでダンナは大浴場、私は小さなお風呂へ。
浴室は確かに小さかった。少し大きめの家庭用のお風呂という感じであまり情緒もなく、カランはふたつ。3人入ればいっぱいの湯船。そこに緑がかった透明なお湯が張られている。かなりの熱さ。うなぎ湯というほどにはトロみはない。脱衣所に貼ってあった注意書きに、「うなぎ湯は定期的に間欠するのでその間はpH6.8の町の山道混合泉を使用しているので、その場合はぬるぬる感が低下します」とあった。なるほど、するとこれはうなぎ湯とは言えないわけね。残念。でも硫黄の匂いがして少しヌル感があり、なかなか新鮮な感じのお湯でした。
しばらくすると若い女性がふたり入ってきた。「今日はハズレだ。いつもは女性が大きい方なのに」と言う。このお湯が好きでよく来るそうだ。ここの日帰りは終わっちゃうそうですよ、と伝えると「えーっじゃあ終わるまでにもう1回ぐらい来なくちゃ」「地元なんですか」「いえ、私は仙台」「仙台ってほぼ地元じゃないの」「違いますよ。1時間半もかかるもん」、、、なにしろ狭いので湯船に浸かってると自然に隣の人と会話しちゃいます。そのうちまたふたりほどやって来たので、出ることにしました。
長湯のダンナを待っている間、ロビーの写真など拝見。ここは鳴子でいちばん最初にできた宿だそうです。上杉家に仕えていた遊佐一族がこの地に移って大規模な家を造り、湯治人宿を始めたとか。1632年のことです。鳴子のハンフリーボガードと言われたゆさや16代寿三郎の写真も飾ってあります。今の当主は何代目なのかな。ちょっと普通の旅館の主人とは違った雰囲気だったけど。他にも早稲田湯を掘った学生たちと一緒に撮った写真や興味深い写真がいろいろあって、お風呂だけじゃなく歴史ある宿を味わえてよかったです。
お湯もお風呂もいまいちでしたが、ゆさやの歴史に敬意を表して4点にしました。6人が参考にしています
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夕食は、お米は美味しかった。
だが、せっかくの仙台牛がおかしなことになり。茗荷のお寿司に、山椒粒がのっているので、茗荷の味がまったくしなかったり。スモークサーモン+梅赤シソの甘いソースは、別々に食べた方が正解だったりと。
残念な状態。
朝食の、地元のお惣菜風の食事の方が、何倍も美味しかった。
いっそのこと、小難しいことをやめて、地元料理で通してくださった方が、食事がおいしいです。3人が参考にしています
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ここの湯は日によって色が変化すると聞いていた。しかし、それを目の当たりにしたのは、今回が初めて。すごくきれいなエメラルドグリーンのお湯が湯船に満ち溢れていた。
立ち寄り湯の開始前に訪れたが、どうぞ、と。この宿は老舗でありながら、お客の希望にあわせてくれるところがいい。
今回感動したのが、湯温。いつもは熱くて入れないほどなのに、適温だった。微妙な温度調節をしているのだろう。4人が参考にしています
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正直有名な滝の湯の隣という立地条件だけで宿をえらびましたがいやいや宿のお風呂いいじゃないですか。僕が入ったときは大きい湯船の方はかなり白っぽい緑色で小さい方はかなり黒っぽい色でした。なんでも隣にある滝の湯からの湯気と化学反応を起こしいろいろな色に変化するそうな。浴感はうなぎ湯という割にはさほどぬるぬるしないのですが上がった後の脱力感が違う!!効いているなと思わせる湯で僕が今まで浸かった硫酸塩泉で最強の部類に入ることは間違いない。僕の感想では滝の湯より良かった。ただ残念なのは皆さんがおっしゃる様にメシ(特に白米)がまずいことだ。宿の普囲気もお湯も非常に好感が持てるのでメシさえ改善されればお勧めできる宿です。
3人が参考にしています
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ここのお湯は、中山平のようなぬるぬるのうなぎ湯とはちょっと違うけれど、とっても質のよい上品なお湯で、よくあったまるし、欲後は肌もすごくすべすべツルツルで、とても良いですよ。特に女性にはお勧めです。建物や中の雰囲気もいいので、鳴子に来た時にはやはり立ち寄りたい場所です。
2人が参考にしています
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ごった返すような人と車を想像していたが、鳴子は閑散とした感じだった。大浴場は例によって、飛び上がるほど熱く、30秒と入っておれなかった。いつもより色が薄いような感じで、ぬるスベ感も今一の感じ。ここが天然温泉のゆえんだろう。ぬる湯を占拠していた人が笑って「水でうめたらどう」といってくれたが、もったいなくてとても水を注ぐ気にはならなかった。
小さい湯船のぬる湯を二人で交互に入り、久しぶりに温泉談義で盛り上がった。徒歩でしかいけないような温泉に、いくつも入っている人に出会ったのは初めてで、感動したものだ。3人が参考にしています
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平日限定ですが朝食のみのプランで7,500円(入湯料込)で安価ながらひとり宿泊が出来ました。
うりのうなぎの湯ですが、エメラルドグリーンの色に浸かってしばらくで感じるツルツルした質感がとても気に入りました。
惜しくも4点としたのは、いた仕方ないのですが、大きい浴場が一つと小さい浴場がひとつなので男女別時間で入れ替えになること。男性は10時から20時なので、大きい方で朝ひとふろというわけにはいかず。
また源泉自体熱く湯の入れ替えの際のみ一部加水してあとは適温に、とのことですが、夜遅くなるに連れて当然湯温の高い湯が注がれるわけでかなり熱く長く浸かることが出来なかった、というそれだけのことです。
早い時間のチェックイン、差し込む光に映る色と湯を楽しむなら文句なしですよ。2人が参考にしています
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今年の春、泊まってきました。こじんまりとした宿ですが、木造ですごく落ち着きます。ここは保存の対象となっている建物だそうです。
隣がかの有名な「滝の湯」。ここの旅館からチケットをもらっていけば、「滝の湯」は無料になります。
ここは「うなぎ湯」の商標登録を持っている旅館です。90度という高温の温泉が、日によって時間によって色を変えます。しかもヌルヌル感を持っているのです。加水せずに泉温を下げる工夫と努力にまず感動しました。
「滝の湯」が酸性。ここは重曹泉でアルカリ性。交互に入ることで温泉効果は倍加します。
問題は、食事。今一の感が否めませんでした。2人が参考にしています
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