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投稿日:2011年12月17日
黒湯の高友旅館 (黒湯の高友旅館)
paw_pawさん
[入浴日:
2011年12月17日 / 滞在時間:
2時間以内]
55.0点

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古くから湯治で有名な鳴子温泉ですが、数ある湯治宿のなかでも圧倒的な存在感を誇るのが、こちらの大友旅館さんです。鳴子温泉郷のなかでは東鳴子温泉に属し、温泉ファンであれば知らない方はいないというビックネーム施設です。
外観、館内ともに鄙び系で、「ザ・湯治」と言わんばかりの趣は風格満点。レジャーや観光向きのお宿ではなく、純粋に「湯」と向き合い、「ゆ」を満喫するための施設です。
一施設で4種類もの源泉を持っているのは、温泉のデパートといわれる鳴子にあっても、やはり稀有なことでしょう。浴槽も多彩で立ち寄りでもちょっとした湯めぐりが楽しめます。
・ラムネ湯&ひょうたん風呂
名前は違いますがどちらも硫化水素型・含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉の源泉を使用した2人サイズのミニ浴槽です。ラムネ湯が女湯、ひょうたん風呂が男湯になっています。油臭のするカーキグリーンの湯が静かに満たされ、凛とした雰囲気を漂わせています。体感44度弱の湯はジンジンと体に染み込んでくるような力強い浴感で、鮮度も良好でした。パーソナルに湯と向き合いたい方にオススメです。
・黒湯
こちらの看板浴槽で混浴浴槽になっています。通称プール風呂と呼ばれる別源泉のコンクリ浴槽も一段高いカ所に造られています。独創的な浴槽デザインは鄙び具合も相まって良い佇まいです。一段高い位置にあるプール湯との境界付近には天然の大珊瑚のような析出物が隆々と形成され、見事というほかありません。千枚田状の析出物も確認できました。この析出物だけでも一見の価値ありです。肝心の湯は体感43度強のやや熱め、ラムネよりも強めの油臭&玉子臭がムンムンとたちこめ、白、灰色、茶色の細かい湯の花も散見できます。湯口は複数あり、ホースで加水も出来るようになっていました。当然のことながら掛け流しで、浴槽内には濃いカーキグリーンの湯が湛えられています。湯口付近にはトロミ感のある溶き玉子状の白い湯の花も付着し、湯力の濃さをアピール。いかにも効きそうな浴感で達成感も半端ではありません。
・プール風呂
黒湯に併設したコンクリ長方形浴槽です。ほぼ無色透明ですが、源泉の成分のためか浴槽の壁などは黒く変色しています。サラスベに弱キシといった肌あたりで、湯温は温目の38度。冬は湯温が維持できず休止されます。
その他、女性専用の黒湯ミニ浴槽や家族風呂が二つというラインナップで、立ち寄りで一度に全てを堪能するのは体力的にもかなりハードです。まだ宿泊したことがないので、2~3日のプチ湯治をして、じっくり骨の髄まで満喫したいものです。
写真は上が黒湯、婦人用のミニ黒湯です(連れ撮影)。6人が参考にしています







