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音信(おとずれ)川に面した木造3階建ての宿。湯殿は2階にある。小判型のタイル張りのレトロな湯船。結構大きく20人ぐらいは入れそうな大きさ。湯船の底からわずかに加温された源泉が滾々と湧いている。
PH9.6だけに、肌がツルツルになる。湯船からの見通しは何もないが、この温泉だけは文句なし。入るとオブラートに包まれたようにとろりとした感じになるから不思議だ。
旦那も女将も仲居さんもとにかく愛想がいい。聞いたことにてきぱきと応じてくれる。食事では刺身が美味しいのがうれしくなった。
トイレは外なので、いまどきの宿しかダメの人には無理かもしれない。とにかくノスタルジーを感じさせる宿である。2人が参考にしています