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琵琶湖周辺の温泉施設で、勿論、私的に「碌な目にあった事がない」それは「凡百のスー銭何某の類」しか行った経験がないだけの話であると思っておりました、名前くらいは、知っていたこちら「今度こそ頼むよ」の願いを込めて訪れて見ました。
場所は、滋賀県長浜市、北陸道長浜ICからR365を北方向へしばらく進むと、案内看板が出ております、山間にある鄙びたホテルで、日帰り入浴は「大人千円」脱衣所のロッカーを使用するときは「保証金5百円」で、帰るときに鍵を戻せば返して貰えます。
さて、風呂場の方ですが、所謂「ホテルの大浴場」でございますが、規模はそんなに大きなものではないと感じました、内湯には、多少湯加減の違うらしい、湯船がふたつと露天があります、常連さんと少しお話させて貰いましたが、湯加減に「休日シフト」的なものがあるようで、訪れた時は、どの浴槽も41くらいだったと思います。
温泉の方は「ヒドロ炭酸鉄泉」という「単純泉」のグループに入る温泉の様ですが、確かに薄い茶色かかった色をしています、露天の湯船には、掃除が大変そうな感じで「湯の華」が舞っております、浴感は、「ややつるぬる」温泉を少し舐めましたが無味、懸案の匂いの方は・・・「おっ!と思わず声が出てしまいました」雰囲気的に「金気臭」かなと思っておりましたが、モールとか硫化水素とか、そっちに近く、薄いですが、良い香りが致します。
内湯の右側の湯船に「秘湯」という札が掲げてあり「秘湯」の定義とやらは、良く解りませんけど、なんとも「微笑ましい」感じが致しました。
「県内初」と謳う、一応「かけ流し」、さほどザバザバに湯船に温泉が注がれてる訳でもなく「加温とごみ取りの循環でオーバーフローした湯は、湯船に戻さず流す」と行った具合なのかなと感じましたが、使ってるかもですが、滋賀で初めて「奴」に邪魔されず、温泉を楽しむ事が出来ました、私には充分な質かなと感じました。
脱衣所、浴室内とも、設備はそっけないものですが、さすが「宿ぶろ」手入れは充分にやってる様で、気持ちよく温泉を楽しむ事が出来たかなと。
日曜の昼前に着いて、風呂場は「ガラ空き」でございましたが、2時間ほど粘って、上がり際に「団体様」がご到着、もしあれにぶつかってたら、評価は変わったかもしれません。
この界隈、他にも良い所があるかもしれない、また訪れたいと思います。20人が参考にしています