-
投稿日:2024年1月12日
赤茶色の湯の花舞う熱めの緑褐色の濁り湯… (むつ矢立温泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年10月24日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
赤茶色の湯の花舞う熱めの緑褐色の濁り湯
むつ市の市街地からもほど近い山間部に佇む、昭和52年(1977年)に開業した温泉施設。地域の公衆浴場的な施設ですが、ゴルフ練習場や貸しロッジなども併設しています。平日の午後、温泉のみ利用してみました。
入浴料450円は、玄関を入って奥の受付左側の券売機で。館内には、常に昭和歌謡が流れています。廊下を奥へと進んだ先に男女別の大浴場があり、男湯は右側です。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーあり(3分30円)。浴室に入ると、左右と奥に22人分のシャワー付カランと2人分のシャワーがある洗い場。やはり公衆浴場の位置付けなのか、石鹸などのアメニティはありません。
中央に12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉[源泉名: 矢立山温泉(再)(むつ矢立温泉)]が、かけ流しにされています。泉温52.7℃を加水して、43℃強位で供給。PH7.6で、キシキシするような浴感です。加温なし、循環・消毒もなし。中央の太い柱の湯口から注がれ、湯を口に含むと鉄臭がして旨じょっぱい。赤茶色の小さな湯の花も、たくさん舞っています。
2つのポリ浴槽の水風呂でクールダウンしたり、また温泉に入ったりを繰り返しつつ、しばらくまったりできました。
なお、脱衣場には温泉分析書別表と日本温泉協会の古い温泉利用証しかなかったので、温泉成分などの詳細はわかりません。
でも、個性豊かな温泉がかけ流されていることは間違いないので、温泉好きの方には是非訪れて欲しい湯処ですね。15人が参考にしています
-