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榛原町の保養センター。宿泊・宴会用の温泉と、日帰り用の温泉が用意されており、私は日帰りで利用した。宿泊しても、比較的リーズナブルな価格で済む。
建物そのものが結構古く、入浴施設とて同様、大浴場は地下一階にある。脱衣場はかなり狭く、ロッカーの数も、スーパー銭湯などと比較すると、格段に少ない。また、かなり古ぼけたロッカーが使用されている。体重計もアナログの随分懐かしいタイプ。設備の一つ一つが、街の銭湯などと違って、歴史の重みが感じられる古めかしさと異なり、陳腐化が進行した哀しさを感じる。
さて、肝心の浴室だが、これまた狭い。浴槽は白湯のジャグジー・ジェット浴槽と、天然温泉浴槽が連なる。天然温泉浴槽は、7~8人入ればいっぱいになる程度のもので、混雑時には座る場所もないくらいである。弓なりになったステンレスパイプから湯が浴槽に注がれてはいるが、循環の湯である。ナトリウム-炭酸水素塩泉であるものの、無色無臭、泡付きもなし。無臭というと正確ではない、しっかり塩素臭はしている。塩素混入加温循環温泉ゆえに、炭酸分はすっかり飛んでしまっている。
ただ、浴感が良好なのには気分が良い。所謂ツルヌル系のお湯で、あきのの湯と同程度のツルヌル感であった。平日は知らないが、日曜日ゆえに入浴客が多く、ここまで利用者が多ければ循環はやむを得ないであろうが、浴感の良い温泉だけに、源泉かけ流し浴槽がひとつあれば更に良いであろうと思う。療養泉であるなら余計にそう思う。
それにつけても、利用者の大半は高齢者であった。サウナも露天風呂もなく、シンプルな造りであるのに結構な人気だ。0人が参考にしています






