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投稿日:2023年8月7日
宿が1つしかない小さな温泉地の共同浴場… (湯沢温泉 湯沢共同浴場)
きくりんさん [入浴日: 2022年5月31日 / 2時間以内]
55.0点
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宿が1つしかない小さな温泉地の共同浴場
えちご関川温泉郷の湯沢温泉の玄関口、湯蔵川沿いにひっそりと佇む、地元の方に愛される素朴な共同浴場。平日の午前中、利用してみました。
入口は男女別で、男湯は左側です。コロナ対策のため、初めての人は名前と連絡先をメモに書いて、番台のような小部屋の係の方に渡します。入浴料200円は、壁の料金投入口へ。
棚にプラ籠や籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。湯は温泉が出て、口に含むとほんのり玉子味。共同浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。
右側に4人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名: 関川村有温泉湯沢3号井)が、源泉かけ流しにされています。泉温53.0℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH7.7ながら、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。薄茶色の小さな湯の花も見られます。
湯口は浴槽内で、芒硝臭とちょっぴり鉄臭。床のオーバーフローの通り道が、温泉成分で赤茶色に変色しています。
窓を開けると、駐車場と土手の景色。ずっと貸切状態でまったりできました。
3源泉混合と3号井単独の分析書が、脱衣場に掲示。受付の方に聞いてみると、今は3源泉混合ではなく、3号井に1号井がちょっと入っているそうです。また、1号井単独の分析書はありませんでした。
〈関川村有温泉湯沢3号井〉
主な成分: リチウムイオン0.7mg、ナトリウムイオン280.4mg、マグネシウムイオン1.3mg、カルシウムイオン41.1mg、ストロンチウムイオン0.4mg、鉄(II)イオン0.9mg、アンモニウムイオン0.1mg、フッ素イオン4.4mg、塩素イオン213.0mg、臭素イオン0.7mg、ヨウ素イオン0.1mg、硫酸イオン308.0mg、炭酸水素イオン111.1mg、炭酸イオン0.4mg、硫化水素イオン0.4mg、メタケイ酸61.8mg、メタホウ酸3.0mg、遊離二酸化炭素9.7mg、遊離硫化水素0.1mg、成分総計1053mg
※なお、平成24年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません。21人が参考にしています
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