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米坂線 越後下関(しもせき)駅から徒歩で行きました。
30分近くかかりましたが、途中、国指定の重要文化財である
渡邊邸やあとで入ろうと思った上関共同浴場、雪解け水で増水している荒川などを渡り、距離を感じませんでした。
荒川にかかる橋は「温泉橋」といい、渡ったところを右に行くと
高瀬温泉、左が湯沢(ゆさわ)温泉です。
橋の上から両方を見やると、高瀬温泉の方はホテルが何棟か見え、それなりに温泉街があるように見えましたが、湯沢温泉は何の変哲もない田舎の集落、といった風情でした。
でも共同浴場があるのは湯沢の方なので左に折れます。
温泉街の入口に共同浴場はありました。
入口は男女別に分かれていて、扉を開けると受付のおばあちゃんがいましたが、150円の入浴料は脱衣所にある箱に入れるとのこと。
脱衣所に入ると壁面に自販機のようなコイン投入口があり、
お金を入れると、壁の反対側にいるおばあちゃんに分かる仕組みのようでした。
湯船は約2m四方のものがひとつだけ、洗い場は2箇所といたってシンプル。地元民中心の湯のようで挨拶を交わす利用客が結構ひっきりなしに出入りします。
分析表によると2つの源泉から引湯しているようで
かなり温まる湯は沸かし湯のようですが
飲泉もでき、そちらはかなり温いものでした。
華々しい観光スポットがあるわけではありませんが
その分素朴な共同湯に入れて満足しました。
地元以外の客は6時から18時まで。朝が早いのも有難いです。
上関共同浴場からなら徒歩で15分弱です。4人が参考にしています