口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2013年7月24日)
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肘折温泉本来のお湯を味わいたくて訪問した。某所で、立ち寄り湯で意見を求めたところ、ここ丸屋旅館を推薦されたのであった。
館内は、黒を基調として落ち着いた雰囲気である。案内されて浴室に向かう。脱衣場は小さい。3人も居ればいっぱいである。
湯船は、6人サイズであるが、一坪位が浅くなっている。寝湯にしては変だ。たぶん小さな子供を遊ばせるスペースか。泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。赤茶色のお湯だ。口に含むと、塩分と金属的渋みが強い。湯温は41度弱。肘折温泉の源泉は高温のはずだから、加水と思われる。
それにしても、析出物がすごい。針のように小さなとげがあちこちにびっしりである。床は棚田状態である。
ドアというより窓を開けると、そこに一人乃至二人サイズの露天風呂があった。坪庭のような空間だが落ち着く場所であった。湯温は38度位。激熱の源泉が投入されているが、僅かな量なのでこの温度なのであろう。
肘折温泉は、昔ながらの温泉場の雰囲気を維持していると感じた。こんな山の中なのに、二十軒近い旅館の経営が成り立っていることが不思議であった。8人が参考にしています
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山形新幹線終点の新庄駅よりバスで約1時間ほどで肘折温泉に着きます。静かでこじんまりとした温泉街です。共同湯の上の湯の向かいに丸屋旅館があります。外観は歴史を感じる建物ですが、館内はレトロモダンでとても清潔感のあるきれいな内装です。お風呂は貸切内湯が1と、男女入れ替えのお風呂が各1あります。そのうち1つに露天風呂がありますが、私は温度が熱すぎて入れませんでした。この露天以外は加水されているので、温度も丁度良く、若干濁りがあり、とても効きそうなお湯でした。夕食は個室で出されますが、山の幸を使った、素朴ながらもとても上品な味付けで、あまり作りこんでいない、素材の味を生かした料理が私はとても好感が持てました。夜はとても静かで、部屋から雪が深々と降っている景色を見ているだけで、本当に癒されます。気軽には行けない距離ですが、久し振りに行って良かったと思える宿でした。
6人が参考にしています
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先日1泊泊りに行ってきました。外観は僕の大好きな鄙び感たっぷりで見事に周りの温泉街に調和しておりなんと言っても目の前に東の横綱の共同浴場(自分の中では)の上の湯がある好立地。
宿の中に入ってびっくりしました。おせじにも広いとは言いがたい敷地にどうしたらこんなに部屋が入るのだろうというぐらい巧みにスペースが使われており、しかもとっても綺麗。個人的には今にも潰れそうな宿の方が風情があって好きだと思っていたが正直こんなにくつろげた宿は他にはありません。
ついでに肘折温泉郷自体にも星5つつけたいほど素晴らしかった。今度は連泊でお世話になりたいと思いました。6人が参考にしています
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2007年5月にリニューアル・オープンしたようです。美しい木造の外観はそのままですが、客室は古い梁や家具を生かしながらも、洗練された和風モダンとなっておりました。いわゆる新建材を使った安っぽさはなく、落ち着いた格調ある空間です。お湯や料理は文句なし。朝食に出た朝取りのトマトがジューシーでおいしく、あくまでも素朴で気取らない雰囲気が心地よかったです。
客観的に評価をすれば5点満点がふさわしいと思いますが、ぽん太の個人的な好みからは鄙び度がやや足りず、申し訳ありませんが4点となります。改装前にも一回泊まっておきたかったです(2007年8月宿泊)。5人が参考にしています
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車2台がやっとすれ違える肘折温泉街の表通り、街のシンボルとも言える「上の湯」の真向かいにある純和風旅館がここ「丸屋旅館」。木造3階建ての情緒溢れる建物は、外から見てももちろん絵になりますが、宿の廊下から見下ろす街並みは、どこかノスタルジーを誘う、日本人なら誰もが心安らぐ風景です。
部屋と廊下を仕切る引き戸に鍵はなく、隣の部屋とは襖1枚。そんな湯治宿(風旅館)でありながら、改築によって館内は清潔感溢れ非常に綺麗。共同トイレも然りで、ウォーム便座ウォシュレット付き。なのにその脇の自炊用流し台にはコイン式ガスコンロ、各自の名前を記入して利用する共同冷蔵庫などがあり、そのギャップがなかなか心地良いのです。
私は一泊2日で利用しましたが、他にも2泊から始められる食事付きプチ湯治プランもあり、ここなら湯治経験のない私でも安心して連泊できそうです。ともあれ、8千円そこそこで二食部屋出し(食事後は各自廊下に出すのも新鮮)の贅沢を味わえ、ついでに湯治旅館のおかげで布団の上げ下げも自己管理。私にとって、こんな気ままで快適な宿は初体験と言っても過言ではありません。5人が参考にしています
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