-
ここ「観月」で日帰り入浴したいと思い、電話したところ13時30分からとのことで、先に共同浴場「上の湯」に寄った後訪ねた。駐車場は、旅館の前などに10台分位あるであろうか。入浴料は500円。浴場は5階にある。
内湯は8人ほどが入れる大きさで、お湯は組合3号泉・4号泉を引いている。泉質は「上の湯」とほぼ同じと思われるが、上の湯より白濁の度合いは強く、逆に金属臭は弱い。二酸化炭素も多く含んでいるので、それが湯口から時々「ごぼっ」と出てくる。湯温は42度位。カランが5つだったか。
隣接して露天風呂がある。本当にビルの屋上にぽつんと露天風呂がある、という感じだ。3人ほどが入れる大きさで、湯温は43度強というところか。
面白いと思ったのは、排水口に常時水も流していることだった。排水管内に析出物が付着しないよう流しているものと思われた。それほど成分が濃いということなのだろう。事実、露天風呂の周りなど棚田状態であった。
肘折温泉は、車で来るには不便なところだ。車など無いときに町が造られたためだろうが、道が狭く多くの通りは車がすれ違えない。土地が少ないため道路の拡張などできない。駐車場も少ない。では、日帰りで肘折温泉に遊びに来た人はどうしているのか。広い駐車場のある「肘折いでゆ館」の駐車場に車を止め、温泉街の観光をしているように見えた。もちろん「いでゆ館」で入浴をした後でであろうが・・・。6人が参考にしています