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2回目の宿泊でしたが、変わらぬ宿の雰囲気と温泉情緒にたっぷりと浸かって、十分満足しました。
ご主人の深沢さんがこだわる温泉、この温泉の良さが当宿の売りでもあります。
風流なランプの下で入る夜の露天風呂(夜から朝は檜風呂が男湯で岩風呂が女湯)は、最高です。
また、朝入ってびっくり!透明に近かったお湯の色が、とてもきれいなエメラルドグリーンに変わっていて、
とても風情がありました。檜の露天風呂は、丸太が縁に配されているので、山々を見ながらのんびりと浸かれます。
泉質が違う古代檜の内風呂は透明で、ぬるめなのでゆったりと湯船にもたれながら入るのがイイです。
夕食は、猪の陶板焼き、鹿肉料理、ヤマメの塩焼き、山菜の天ぷらなど8品。
熱いモノは熱いままで食べられますし、山川の幸に舌鼓を打ちながらお酒も進みました。
料理は、すべて地の物を使った手作りで、決して豪華さはありませんが、もてなしの心が通った満足のいく料理でした。
朝食に出た、名物の栃の実温泉粥も美味しくいただけました。
宿から見える川は、残念ながら土砂で大分埋まってしまい、景観はイマイチですが、
静寂さを求めて、いいお湯に浸かってのんびりとした時を過ごすには良い宿だと思います。
(H16.5.14宿泊 本館宿泊 @11,000円/2~3人で1部屋)4人が参考にしています