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投稿日:2006年12月30日
硫黄のにおいがする源泉が注がれています (筑北村交流促進センター西条温泉とくら)
ブドリさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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長野高速道路麻績I.C.を降りて、ほぼ道なりに進むといいのでアクセスは困難ではありません。のどかな田園風景の中にたたずむ温泉施設です。宿泊も可能です。
浴場には四角い湯舟が一つと小さいながらもサウナがあります。窓は大きくとってあり明るい印象です。ただその窓を通して眺める外の景色は決して褒められたものではありません。一応、庭園風のしつらえはあるものの、その奥がよくありません。一方は隣の建物が塀の向こうに建っていて、もう一方は崖になっていてコンクリートの擁護壁で固められています。両方とも殺風景もいいところです。
湯舟は6m×3mぐらいの大きさです。手前から1mほどのところで区切りがあり、打たせ湯の装置が設けてありますが止まっていました。そのすぐ横に高さ1mほどのごつごつした黒い石があり、その天辺近くが湯口になっていてそこから源泉が注がれています。これは加熱していないらしく、触ると冷たい代わりに湯舟の湯からはほんのりとしか感じられない硫黄のにおいを強く感じ取ることができます。またその周辺には湯の華も多く舞っていました。源泉の温度は低いため、循環させて加熱していますが、源泉をそのまま注いでいる湯口があることには好感が持てました。源泉は透明です。湯舟の湯もほとんど透明に近いのですが、ほんの少しだけ白濁していました。施設の説明書きによると天候によっては完全に白濁した湯になるようです。そういえば湯口のある黒い石も源泉が流れているところは成分が析出して白く変色していました。
400円で石鹸類完備、サウナも楽しめるとなると満足度は高い施設ではないでしょうか。6人が参考にしています
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