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R158を上高地方面に向かう途中にある波田町の公営温泉、といっても、かなり旧安曇村(現松本市)寄りです。いつも看板だけ見て気になっていましたが初めて立ち寄りました。看板を曲がってすぐかと思ったら、まず赤い橋(すれ違い不可)を渡って、どんどん先へ...「こんなに奥なの?!」と不安になるくらい、予想以上に奥まった場所にあります。初めての方は昼間に行くことを勧めます。駐車場の脇には温泉スタンドもありました。浴室は内湯と露天風呂がありますが、目当ては源泉かけ流しの露天風呂。4人も入ればいっぱいの浴槽には静かに湯が注がれていました。源泉40度で加温あり。単純温泉ながら特徴があり、ナトリウム成分の濃い、PH9のぬるぬる湯が楽しめます。飲泉は不可、透明で無臭。湧出量は78リットル、注いでいる量が少ないためにやや疲れた湯になっていますが、循環の内湯よりはずっと温泉らしい手応え。内湯は循環+大量のオーバーフロー、内湯もこれだけ流していれば見た目は気持ちいいです。この温泉は必要以上に浴室を広くしておらず、ほどほどに作ってあるのがいいですね、小さいかけ流し浴槽を作ったセンスも光ります。
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