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道南温泉巡りの最初に訪れた温泉。鎌倉時代から開湯されていたとあって期待大。しかし、こじんまりとした一軒宿の外観は、最近改装されたのか、とてもきれいな建物でした。
お風呂は、内風呂が男2女2で、混浴の露天風呂が中庭にあります。まずは内風呂から入っていきますが、やはり北海道最古と言われるだけあって、湯舟からあふれ出た湯花がまるで鍾乳洞のように凝結して、小さな湯壷が無数に床を覆っていて圧巻でした。いかにも成分の濃いお湯だということがわかります。雄々しい感じの岩を見ながらゆっくりと浸かりたかったのですが、なにせお湯が熱い! 宿泊は函館のホテルだったので、あまり時間もなく慌ただしく旅館内のお風呂をはしご。本当は服を来て移動しないといけないのでしょうが、面倒なのでタオルだけ巻いて足早に中庭の露天風呂へ。戻ってくる人とすれ違うとき「虻がすごくて入ってられないよ!」と言われましたが、それでも入らずにはいられません。あまりに開放的すぎる露天で、女性は敬遠してしまいそうですが、それよりも本当に虻がすごくて、ブンブンと耳障りでした。
今回はあまり落ち着くことができなかったので、できれば冬にもう一度訪れたい温泉です。14人が参考にしています