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投稿日:2025年5月24日
優しい女将さんに癒される川湯温泉の湯宿… (湯治の宿 開紘)
きくりんさん [入浴日: 2023年9月18日 / 滞在時間: 2時間以内]
55.0点

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55.0点

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33.0点

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優しい女将さんに癒される川湯温泉の湯宿
硫黄の香りたちこめる川湯温泉の玄関口に佇む、鍼灸院を併設する木造2階建ての湯治宿。祝日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料300円は、玄関を入って左側の受付で。奥へと廊下を進み、途中を右折した先に男女別の浴室があり、男湯は右側です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左右に3人分の蛇口(1つはシャワー)がある洗い場。アメニティは、シャンプーと固形石鹸のみです。
中央に6人サイズのタイル張り内湯が2つあり、いずれもうっすら白濁した酸性・含硫黄・鉄(II)ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)(源泉名: 川湯温泉 ホテル開絋)が源泉かけ流しにされています。泉温49.1℃を加水・加温なしで、手前が44℃位、奥の方は44℃強位で供給。PH1.7ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、ほんのりと硫化水素臭がして収斂味のある酸っぱいレモン味がします。
ガラスブロックの壁で光がさしますが、窓がないので湯気でモウモウです。先客が上がれた後、しばらく貸切状態でまったりできました。
豪華な設備など一切ない湯治宿ですが、連泊でもかなり宿泊費が安いので、一度泊まってゆっくり湯浴みを楽しんでみたい宿ですね。
主な成分: 水素イオン19.9mg、ナトリウムイオン803.9mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン98.4mg、カルシウムイオン182.4mg、アルミニウムイオン144.5mg、マンガンイオン3.9mg、第一鉄イオン57.7mg、第二鉄イオン5.6mg、鉛イオン0.3mg、亜鉛イオン3.9mg、フッ素イオン3.2mg、塩素イオン1640mg、チオ硫酸イオン0.4mg、硫酸イオン1485mg、硫酸水素イオン1256mg、メタケイ酸213.2mg、メタホウ酸68.2mg、メタ亜ヒ酸1.9mg、硫酸79.7mg、リン酸3.4mg、遊離二酸化炭素79.3mg、遊離硫化水素3.4mg、成分総計6.240g
※なお、平成21年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています







