-
屈斜路湖畔から川湯温泉街に入ると真っ先に目に飛び込んでくる近代的なホテル。いろいろな本にも紹介されていて、川湯は初めてだったのですが迷わずこの宿を選びました。ただし、一人宿泊可能なプランが他に無かったため、「一泊朝食のみ」という私自身初めてのパターンでの利用となりました。そのためか、他の方々のように食事での高い評価を感じることは正直ありませんでした。
ネットのサイトを利用しての予約で10,650円(入湯税込)。ツインの和洋室6畳は一人では当然持て余します。よくあることですが、温泉宿でありながら部屋ごとにバス・トイレ付きというのも私には到底理解できません。
強酸性を誇る自慢の温泉は評判通りだが、100人収容と謳われる内湯大浴槽に浸かっていると、その有り難味は薄れ、何とも言い難い味気なさに襲われる。きっと無意識のうちに、同様の泉質をもつ蔵王温泉の共同浴場あたりと比較しているからだろう。
このことは川湯温泉街の随所に見られる「源泉かけ流し宣言」大暖簾にも象徴される。取ってつけたような温泉施設を造ったがために、取ってつけたようなPRをしなければならないのでは?と。もちろん、蔵王にこんな暖簾は必要ありません。3人が参考にしています