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投稿日:2013年7月19日
無ろ過水風呂かけ流し (錦生湯(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2013年6月2日 / 2時間以内]
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東大路通りの今熊野交差点から山側に入って5分ほど歩いたところにある銭湯さん。今熊野バス停から歩きましたが、電車の場合は東福寺駅から15分ほどかかると思います。商店街を登っていくのですが、商店が途切れて住宅が増えてきたところにあります。付近の高齢化率は京都市一とのことで、若い人が少ないという条件を抱えた土地柄です。建物は間口が狭く、2階はトタンの壁が印象的。番台式で脱衣所はやや狭いです。コカコーラの冷蔵庫、漫画雑誌、スポーツ新聞が置かれていました。ロッカーは京都風のプラスチック籠を収納するタイプです。
浴室ですが、入り口付近に「酵素風呂」。漢方系の入浴剤を入れたバイブラのようです。ひょっとすると、入浴剤が特別なタイプなのかもしれません。次に深風呂で、これが何と45℃。不意打ちを食らってしまい、入った瞬間足に何が起こったか分かりませんでした。悲鳴を我慢して次へ(笑)。<←あとで入り直しましたよ。>その隣が浅風呂で42℃くらい。こちらはジェット・バイブラがついています。「ゲルマニウム風呂」という石の入ったバスケットが投入されていまして、それを使った人工温泉みたいな感じです。特徴はありませんで、まあ消毒も少なかったし良かったです。隣に電気風呂で、奥は水風呂とサウナがあります。この水風呂がぴか一でして、どうやら井戸水を濾過せずにかけ流ししているようで、うっすらと白濁していますし、カルシウム分かな?茶色の析出物も感じます。それほど低温ではありませんが、入るとひんやり爽やかな感覚でして、これはよかったですね。聞けば、井戸の湧出量が少ないので、井戸水はこの水風呂だけに使用していて、あとの浴槽は上水を使用しているとのこと。盆地内は地下水に恵まれていますが、こちらは斜面なのでいい水脈に当たるかは運次第のところもあるそうです。限りある井水をそのまま水風呂に投入してくれるのは嬉しい限りで、特に夏場に入るといいのかなと。湯あがりがすっきりさわやかになりますので、京都のえげつない夏も粋に乗り越えられそうです。0人が参考にしています
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