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全面改装してから話題になっていたので、特に料理と建物が楽しみだったので行ってきました。玄関から館内を案内されて目にはいってくるのは雑誌なんかで紹介されていた通り、昔のおとぎ話にでてくるような凝ったつくりの建物です。民芸調といえば失礼かもしれません。予約した部屋はたしか日という部屋だった思います。3人でもゆっくりとくつろげます。さっそく館内を見てまわりましたが思ったほどの回遊性がなかったというか大きなストーブがおいてあるフロント周辺もそうくつろげる場所でもなかったですし、接客も小規模な旅館(7部屋)のわりにはシステム的でこれでは都市型ホテルや大規模な旅館となんら変わりない気がします。この接客スタイルが最後まで尾をひいてなじめず、スタッフの方の視線も痛いほど気になってしまって・・・・・。気をとりなおしてお風呂へ直行しましたがイメージしていた浴場とちがいました。雑誌で見た浴場は木肌の温もりとシンプルなデザインがうまく融合した感じだったのに、その後いろいろと造作されているみたいで何かゴチャゴチャした感じでゆっくりと入浴できませんでした。それでなくてもそう広くもない浴場なのに残念でたまりませんでした。何はともあれ楽しみな夕食の時間になりました。食事処に案内されいよいよです。料理のデザインも雑誌でみた通りでした。この旅館の1番のウリと思われる創作料理の登場です。今まで泊まった事のあるホテルや旅館にはないオリジナリティはありましたがシステムの中でつくっているような気がして・・・・・(考えすぎかな)。夜は川のせせらぎを聞きながらの入浴はまあよかったです。朝食は小規模旅館には珍しいバイキングです。楽しみにしていましたが、蓋をあけてビックリとはこのことです。ほとんどの大皿に料理がありません。私達が1番最後だったのでしょうか、食べる物がありません。生卵とお煮しめが少しあるだけです。スタッフのかたは3人いましたがはやく終わってくれないかとただ立っているだけです。時間は8時半にもなっていないのにあんまりです。仕方なくご飯を多めに食べて終わりました。バイキングというのは皿になくなればドンドン追加していくのがほんとでしょ。今まで泊まった旅館でオイシイ、マズイはあれど食べる物がない旅館は初めてです。スタッフの方もいてわかっているはずなのにひどすぎませんか?ほかの大皿はいったいどんな料理があったのやら・・・・・。皿に聞いても答えてくれません。すべてシステムで動いている旅館ふじ屋でした。
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