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投稿日:2016年7月14日
営業しています。2008年の岩… (駒の湯温泉)
のみりいちさん
[入浴日: 2016年7月14日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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33.0点
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0 - 点
営業しています。
2008年の岩手宮城内陸地震で被災され、全壊。ただし建物そのものは耐震改装工事を終えたばかりで…という経緯については、知りたい方はご主人のブログにて。栗原市・駒の湯で検索してみてください。仙台・国分町に同名の銭湯がありますのでご注意を。
といったわけで、2008年6月以前の評価・口コミはまったく無効です。
さて現在、日帰り温泉施設として営業を再開されているのですが、ひとことで言うと、とても小規模です。
都市部周辺の大資本施設や、自治体出資施設などのイメージからはかけ離れています。
サウナも大広間の休憩室もお食事処もありません。
ウォシュレットも鍵のかかるロッカーもありません。
ソフトクリームも、飲み物の自動販売機もありません。
湯船は男女各ひとつだけ。家庭用のボリバス3つ分がせいぜいで、ごく小さいです。
カランはささやかに二ヶ所、鏡はなく、備え付けのシャンプー・石鹸はありません。
全体として、工事現場の隅の作業員休憩スペースっぽいです。
はい、ここらあたりまででチェックを切り上げて次クリックなさった方々、ご縁がなかったということで。
お湯が素晴らしいんです。
山中の湧き出口から配管でひいて、ただドボドボ湯船にそそぎ入れている。本物のかけながしです。
お湯が流れて、絶えず湯船からあふれ出ています。
日帰り温泉ガイドブックなどであまたの施設がかけながしを謳っていたりしますが、全然ちがいます。
ああ、これがかけながしってことなんだ、とわたくし、初めて実感させていただきました。
清潔度も文句ないですよ。ご主人がてしおにかけてる感じが伝わってきます。
窓の外はブナの森です。
ぬる湯なので、つかったままいつまでも眺めていられます。
硫黄泉なのに。
※ 硫黄のお湯は通常、なんとなくつらくなって、あまり長湯ができません。
※ 2016年盛夏ころにはお食事処を開設するようです。
※受付にて、飲み物とお菓子は買えるようです。
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